キープリスト

一覧を見る

キープリストに登録されている求人はありません。

介護職の職務経歴書の書き方・例文【テンプレートのダウンロードOK】

介護職の職務経歴書の書き方・例文【テンプレートのダウンロードOK】

転職活動で提出する応募書類には、履歴書と職務経歴書があります。この記事では、職務経歴書の基本の書き方や、ダウンロードして使えるテンプレートをご紹介!応募先に正しく職歴やスキルが伝わるように、作成方法を確認していきましょう。

≪履歴書の書き方・フォーマットはこちら≫

職務経歴書の書き方

職務経歴書は、仕事の経験や身につけたスキルを応募先に伝えるための書類です。作成にあたって大切なのは、必要な情報を見やすく・正しく記載すること。

そのために押さえておきたいポイントは、以下の通りです。

適切なフォーマットの形式を選ぶ

職務経歴書のフォーマットには、主に3種類の形式があります。

・編年体式:古い職歴から順番に書く
・逆編年体式:新しい職歴から順番に書く
・キャリア式:類似の職歴をまとめて書く

一般的なのは時系列に沿って職歴を書く「編年体式」ですが、直近の職歴からさかのぼって書く「逆編年体式」似た職種や業務をまとめる「キャリア式」といった形式もあります。

上記のどれにも当てはまらないフリースタイル形式でも作成できますが、書類は独創性より見やすさが重要です。基本的には、上記いずれかの形式から選ぶとよいでしょう。

それぞれの形式のメリットと、おすすめの対象者は以下の通りです。

 編年体式 
【メリット】
・経歴が一目でわかりやすい
【おすすめの方】
・職歴や実績が多くない方
・スタンダードな形式で作成したい方
 
 逆編年体式 
【メリット】
・直近の経歴をアピールしやすい
【おすすめの方】
・直近の実績や経験をアピールしたい方
 
 キャリア式 
【メリット】
・強調したい経歴をアピールしやすい
【おすすめの方】
・転職回数が多い方
・アピールすべき実績や経験が多い方

介護職の場合、介護業界での経験が長く「介護士→介護福祉士→ケアマネジャー」のようにステップアップしてきた方は、職種ごとにまとめられるキャリア式がおすすめです。

転職回数や経験職種が多くない方は、編年体式で作成するとよいでしょう。

それぞれの形式のテンプレートはこちらからダウンロードできます。

基本項目を見やすく整理する

職務経歴書に記載する基本項目は、以下の通りです。

・タイトル、日付、氏名
・職務要約
・職務経歴
・保有資格(活かせる能力)
・自己PR

読み手(採用担当者)の目線に立って、見やすく情報を整理しましょう。文字の大きさやレイアウトは適切か、文章は読みやすいか、誤字・脱字がないかなど、しっかり確認することが大切です。

項目ごとの詳しい書き方はこちらで解説します。

手書きよりパソコン作成がおすすめ

職務経歴書はパソコン作成がおすすめです。WordやExcelなら文字の大きさやレイアウトを調整しやすく、手書きよりも見やすいためです。

また、職務経歴書はパソコンで作成する方が多く、手書きだと「パソコンスキルに自信がない」と思われてしまうかもしれません。人柄やていねいさをアピールしたいなら、履歴書を手書きにして、職務経歴書はパソコンで作成するとよいでしょう。

職務経歴書を手書きする場合は、以下がポイントです。

・自分の経歴に適した用紙を使う
・黒のボールペンか万年筆で書く
・文字の大きさや間隔をそろえてていねいに書く
・書き間違えたら修正テープを使わず、新しい用紙に書き直す

書き間違えた際の修正のしやすさを考えても、パソコンのほうが効率よく作成できるでしょう。

A4用紙1~2枚にまとめる

職務経歴書は、A4サイズの用紙1~2枚程度にまとめるのが基本です。転職回数が多い方も、フォーマットや文章量を工夫して、枚数が増えすぎないようにしましょう。

そのためには、まず自分の職歴や実績を書き出して「アピールすべきポイント」を見極めることが大切です。

メリハリをつけて情報を整理することで、面接でもアピールしたいポイントに着目してもらいやすくなります。

介護職の求人バナー

↑目次へ戻る

職務経歴書のテンプレート(編年体式・キャリア式)

職務経歴書のテンプレートが必要な方は、以下からダウンロードしてご利用ください。編年体式・キャリア式どちらもWordで作成できます。

応募先に提出する際は、A4サイズで印刷してください。メールに添付する場合は、PDFに変換してから提出しましょう。(→PDFへの変換方法はこちら

 

↑目次へ戻る

職務経歴書の項目ごとの書き方・例文

ここでは、編年体式のフォーマットに沿って、職務経歴書の書き方を項目ごとに解説します。

職務経歴書見本
*クリックすると見本を拡大表示します

キャリア式でも基本的な記入項目は同じですが、職務経歴のまとめ方に違いがあります。ポイントと例文を確認していきましょう。

①タイトル・日付・氏名

タイトル・日付・氏名

まず冒頭には以下の3点を記入します。

・タイトル
・提出日の日付
・応募者の氏名

書類に使用するフォントは明朝体の10.5~11ポイントが基本ですが、タイトルにあたる「職務経歴書」は他の文字より少し大きめの12ポイントが見やすいです。

日付は作成日ではなく、書類の提出日を記入します。西暦と和暦はどちらでも構いませんが、全体を通してどちらかに統一しましょう。

②職務要約

職務要約

職務要約は、経歴やスキルをコンパクトに伝える項目です。採用担当者がまず目を通す場所であり、わかりやすさがカギになります。

記入の際は、以下のポイントを意識してまとめましょう。

・具体的な職種名や経験年数を入れる
・4~5行以内にまとめる(長文はNG)
・理解しづらい専門用語は避ける

③職務経歴

職務経歴

編年体式のフォーマットでは、職務経歴を時系列に沿って記入します。以下の項目を、表や箇条書きを用いて見やすくまとめましょう。

・在籍期間
・会社名 ※「株式会社」などを省略しない
・会社概要(事業内容、従業員数など)
・雇用形態
・職務内容(担当業務、実績、役職など)

どんな仕事をしていたかイメージできるよう、具体的に書くのがポイントです。

(例文)
【在籍期間】2020年4月~2025年10月
【勤務先】社会福祉法人〇〇 特別養護老人ホーム××
【会社概要】介護・福祉事業、従業員数〇人
【職種】介護職
【雇用形態】正社員

【職務内容】
・30名が入居するフロアで、要介護3~5の認知症の方を対象に介護サービスを提供。
・主に食事、入浴、排せつなどの身体介護、レクリエーション、看取りケアを実施。
・入職3年目からフロアリーダーを担当し、ミーティングを主催。

キャリア式のフォーマットの場合は、職種や業務内容ごとに経歴をまとめて記入します。どんな経験を経て何ができるのか、具体的にスキルを伝えましょう

以下の見本のように、表でまとめると見やすいです。

職務経歴(キャリア式)

転職回数が多い方は、キャリア式のフォーマットがおすすめです。

④資格・免許

資格・免許

資格・免許は、身につけたスキルを客観的に証明する大事な項目です。以下のポイントに注意して記入しましょう。

・資格名は正式名称で書く
・取得日は免許や資格証で確認して、正しい年月を書く(西暦か和暦に統一する)
・取得順に沿って書く
・「取得」「修了」「合格」を使い分ける
・仕事に関係ない資格は書かなくてOK

保有資格が多くて用紙の枚数が増えすぎてしまう場合は、応募先の業務に役立つ資格を優先的に書きましょう

⑤自己PR

自己PR

自己PRは、応募先で活かせるスキルや強みをアピールする項目です。

以下2点を意識して書くと、より説得力のある文章になります。

①職務経歴とのつながりを持たせる
②具体的なエピソードを加える

採用担当者は、応募者の経歴を確認したうえで自己PRを読みます。「こういう経験があるからこのスキルが身についた」という流れがわかると、納得感があるでしょう。

大きな実績がなくても、仕事に向き合う姿勢や性格の強みをアピールポイントにすることもできます。

以下の例文も参考にしてください。

■専門スキルを磨いてきた方の例文

これまで10年以上、介護の現場経験を積んできました。そのなかで、より良いケアを実践するには、自身のスキルアップに加えて人材育成も重要だと感じ、認知症ケアとチームマネジメントを学べる研修を受講しました。現職では月1~2回勉強会を開き、ケアの方法や認知症の症状について、多職種で協議する場を設けています。
今後は認知症に限らず他の病気への理解も深め、さらに幅広い方を対象とした支援ができるよう成長していきたいと思います。

■粘り強さが強みの方の例文

営業の仕事を8年間続け、簡単にあきらめない粘り強さが身につきました。営業先で門前払いされたときも、必ず笑顔で挨拶し、気持ちのよいコミュニケーションを心がけてきました。お客様とコツコツ関係を積み上げていくことの大切さ・おもしろさに気づいたのも、この8年の財産だと思っています。今後は培った粘り強さと会話力を、介護の現場で活かしたいと考えています。

↑目次へ戻る

よくあるQ&A

ここでは、職務経歴書を作成する際のよくある疑問に回答します。

転職回数が多い場合の書き方は?

転職回数が多い方も、職務経歴書に書くべき項目は変わりません。基本のフォーマットに沿って、A4用紙1~2枚(多くても3枚程度)に収まるように作成しましょう。

まとめ方のポイントは以下の通りです。

・アピールポイントに優先順位をつける
・キャリア式のフォーマットを使い、類似の職歴をまとめる
・箇条書きや体言止めで文章量を減らす
・資格は業務に必要なものに絞って書く

また、面接では転職回数の多さについて問われる可能性があります。「いやなことがあったらすぐに辞める人」と思われないよう、前向きな姿勢で回答しましょう。

WordやExcelの職務経歴書をPDFにする方法は?

応募書類をメールなどで提出する際は、PDFデータに変換して添付しましょう。

Wordの職務経歴書をPDFにする方法は、以下の通りです。

①左上の「ファイル」をクリックする

Word1

②「エクスポート」をクリックする

Word2

③「PDF/XPSの作成」をクリック

Word3

④PDFデータの保存先を選択(デスクトップなど)
⑤ファイル名を「氏名_職務経歴書_日付」などわかりやすい名前にして「発行」をクリックする

Word4

ExcelをPDFにするときも、上記と同じ手順です。

↑目次へ戻る

介護求人ナビで職務経歴書を作成する方法

介護求人ナビでは、マイページ上で簡単に職務経歴書を作成できます。操作手順は以下の通りです。

サイトのトップページ右上「メニュー」からログインしてマイページを開く
②応募書類の項目から「職務経歴書(キャリアシート)」を選択し、「職務経歴書を作成する」をクリックする

介求の使い方1

③勤務先名・在籍期間・職種・雇用形態・(役職)・業務内容を入力する(必要に応じて勤務先を追加できます)
④すべて入力できたら「保存して次へ」をクリック【これで書類は完成!】
⑤「プレビュー・ダウンロード」を押すと、職務経歴書のPDFデータがダウンロードできます

介求の使い方2

ダウンロードしたPDFデータは、メールに添付するか印刷して応募書類として提出可能です。

↓マイページで履歴書も作成できます↓

↑目次へ戻る

職歴やスキルをしっかり整理して伝えよう!

転職活動では、基本的に履歴書と職務経歴書をセットで提出するよう求められます。自分の経験やスキルをしっかり伝えるために、職務経歴書は見やすく・正しく作成することが大切です。

作成は手書きでも可能ですが、パソコンで行うのが一般的です。この記事で紹介した書き方のポイントを押さえたうえで、テンプレートや介護求人ナビのマイページを活用して準備しましょう!

介護・福祉・医療業界で転職するなら
介護求人ナビでお仕事を探してみませんか?

\希望条件でカンタン検索!/
著者:介護求人ナビ編集部

著者:介護求人ナビ編集部

介護求人ナビは、株式会社ベネッセキャリオスが運営する介護業界最大級の求人サイトです。全国の介護・医療・福祉の求人を多数掲載中。
介護求人ナビ編集部では、仕事や資格に関するお役立ち情報、転職・就職活動のノウハウ、介護・福祉業界で働く人のインタビュー記事などを配信しています!

著者:介護求人ナビ編集部

著者:介護求人ナビ編集部

介護求人ナビは、株式会社ベネッセキャリオスが運営する介護業界最大級の求人サイトです。全国の介護・医療・福祉の求人を多数掲載中。
介護求人ナビ編集部では、仕事や資格に関するお役立ち情報、転職・就職活動のノウハウ、介護・福祉業界で働く人のインタビュー記事などを配信しています!

関連記事

この記事も読まれています!

介護求人ナビ

介護求人ナビは全国の介護・福祉・医療の求人を掲載している業界最大級の転職サイトです。
介護職・ヘルパーはもちろん、ケアマネジャーやサービス提供責任者など介護に関わる様々な職種を対象に、全国の介護施設・介護事業所の正社員、パート・アルバイトの求人を掲載中。
希望の勤務地、雇用形態、サービス・施設形態、休日、待遇、アクセス、資格、経験などこだわりの条件からあなたにぴったりのお仕事が探せます。転職支援サービスに登録すると、専門のキャリアアドバイザーから求人の紹介、履歴書の添削、面接のサポートを受けることもできます。
介護・福祉・医療業界の転職、就職、パート・アルバイト先探しに、ぜひ介護求人ナビをご活用ください。

新着記事

介護求人ナビ

介護求人ナビは全国の介護・福祉・医療の求人を掲載している業界最大級の転職サイトです。
介護職・ヘルパーはもちろん、ケアマネジャーやサービス提供責任者など介護に関わる様々な職種を対象に、全国の介護施設・介護事業所の正社員、パート・アルバイトの求人を掲載中。
希望の勤務地、雇用形態、サービス・施設形態、休日、待遇、アクセス、資格、経験などこだわりの条件からあなたにぴったりのお仕事が探せます。転職支援サービスに登録すると、専門のキャリアアドバイザーから求人の紹介、履歴書の添削、面接のサポートを受けることもできます。
介護・福祉・医療業界の転職、就職、パート・アルバイト先探しに、ぜひ介護求人ナビをご活用ください。