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介護職の給料は手取りで平均どれくらいですか?【キャリアアドバイザー回答】

介護職の給料は手取りで平均どれくらいですか?【キャリアアドバイザー回答】

介護職は社会貢献度が高くやりがいのある仕事ですが、転職する上では給与も重要です。
「介護職の給料の相場は?」「転職で収入アップを目指すには?」などのよくある質問に、介護・福祉・医療業界専門のキャリアアドバイザーが回答します!

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介護職の給料は手取りで平均いくら?

介護職に転職すると、給料はどれくらいもらえるでしょうか。

厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護職の平均月給は317,540円です。(常勤・介護職員処遇改善支援補助金取得事業所の場合)

一般的に「手取り」は総支給額(額面)の約75~85%になるため、介護職の平均的な手取りは月238,155円~269,909円程度になると考えられます。

■額面317,540円の場合の手取り(目安)
317,540円×0.75(75%)=238,155円~
317,540円×0.85(85%)=269,909円

ただし給与の相場は、保有資格や仕事の経験年数、働く地域などによっても異なります

希望の給与額が実現できるか心配な場合は、個別にキャリアアドバイザーへ相談してイメージをつかむのも1つの方法です。

【そもそも手取りとは?】
勤務先から支払われる総支給額(額面)から税金や社会保険料などが天引きされ、実際に支給される金額を「手取り」と言います。
\給与の希望をお聞かせください/

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介護職の給料は資格や勤続年数でどれくらい変わる?

介護職の給料は、保有資格や勤続年数によっても差が生じます。

基本的には、上位資格を持っている方・勤続年数の長い方ほど、給料が高くなる傾向にあります。

「介護従事者処遇状況等調査結果」のデータをもとに、それぞれの平均的な給与を見てみましょう。

≪施設形態や都道府県の給料比較はこちら≫

保有資格ごとの平均給与

介護職の保有資格ごとの平均月給は以下の通りです。なお、手取りは額面の75~85%で計算しています。

保有資格 額面 手取り
資格なし 268,680円 201,510~228,378円
初任者研修 300,240円 225,180~255,204円
実務者研修 302,430円 226,823~257,066円
介護福祉士 331,080円 248,310~281,418円
介護支援専門員 376,770円 282,578~320,255円
社会福祉士 350,120円 262,590~297,602円

出典:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」

介護施設・事業所では資格に応じた資格手当を支給している場合が多く、基本的には上位資格になるほど給料が高くなる傾向にあります。

すでに資格を持っている方は資格に応じた手当が支給される職場、無資格の方は働きながら資格取得を目指せる職場に転職するとよいでしょう。

勤続年数ごとの平均給与

介護職の勤続年数ごとの平均月給は以下の通りです。なお、手取りは額面の75~85%で計算しています。

勤続年数 額面 手取り
1年 280,550円 210,413~238,468円
3年 297,460円 223,095~252,841円
5年 305,970円 229,478~260,075円
10年 322,990円 242,243~274,542円
15年 342,590円 256,943~291,202円
20年以上 371,640円 278,730~315,894円

出典:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」

同じ法人の施設・事業所で長く働いている方ほど、給料が高くなる傾向にあります。

職場を選ぶ際は、転職直後の給料だけでなく、勤続年数によって昇給できる仕組みがあるかどうかもチェックしておくとよいでしょう。

\希望にマッチする職場を提案します/

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求人に書いてあるのは額面?手取り?

額面と手取り

求人に記載されている給与は、税金や社会保険料などが引かれる前の「総支給額(額面)」で、実際に支払われる「手取り」の金額とは異なります

つまり、求人に「月給250,000円」と書いてあるからと言って、そのまま手元に入ってくるわけではありません。

手取りは額面の約75~85%になるため、仮に「月給250,000円」と記載されていた場合、実際には月187,500円~212,500円程度が支給されると考えておきましょう。

額面と手取りのシミュレーション

総支給額(額面)から手取りの目安額を知りたいときは、額面×0.75~0.85で計算できます。

おおまかなシミュレーションをすると、以下の通りです。求人を見るときの参考にしてください。

額面 手取り(額面の75~85%)
200,000円 150,000~170,000円
250,000円 187,500~212,500円
300,000円 225,000~255,000円
350,000円 262,500~297,500円
400,000円 300,000~340,000円
450,000円 337,500~382,500円

面接で給料の交渉や質問はしてもいい?

応募先の求人に記載されている給与が希望より低い金額だった場合、見学や面接で直接交渉してもよいのでしょうか。

もちろん不明な点は質問しても構いませんが、給料や待遇の話ばかりしてしまうと、マイナスな印象になることも。

給料面での希望がはっきりしている方は、転職サポートサービスなどをうまく活用するとよいでしょう。
キャリアアドバイザーを介して希望の金額を伝えたり、資格や経験を最大限アピールしながら交渉したりすることが可能です。

【実際の転職者エピソード】
転職後の給料の希望が明確だったYさん。
しかし介護職の求人を見ると、給与の額に幅があり「自分の収入はどれくらいになるんだろう」と応募に踏み切れずにいました。
そこでアドバイザーがYさんの保有資格やスキルをヒアリングし、応募先に具体的な年収の算出を依頼。Yさんはその金額をもとに選考へ進み、内定をもらうことができました。
事前に給与面での不安を解消できると、入職後のミスマッチも起こりづらくなります。

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転職で給料アップを狙うには?

他業界からでも同じ介護業界内でも、転職後に「給料を上げたい」と考える方は少なくないでしょう。

介護職への転職で給料アップを狙うなら、以下の観点で応募先を検討するのがおすすめです。

夜勤ありのシフトで働く

介護職は雇用形態や就業先によって、夜勤がある場合とない場合があります。

夜勤があるとその分「夜勤手当」が支給されるため、夜勤なしの介護職より給料が高くなる傾向にあります。

日本医療労働組合連合会「2023年介護施設夜勤実態調査」によると、夜勤手当の平均支給額は以下の通りです。(正職員・2交替制夜勤の場合)

サービス形態 夜勤手当の平均額
特別養護老人ホーム 6,200円
介護老人保健施設 7,484円
グループホーム 5,557円
小規模多機能型居宅介護施設 6,167円
看護小規模多機能型居宅介護施設 5,342円
短期入所施設 6,587円
介護医療院 7,000円
全体 6,365円

出典:日本医療労働組合連合会「2023年介護施設夜勤実態調査」

手当の金額は職場によって異なりますが、夜勤1回につき5,000円~7,000円程度が相場だと考えてよいでしょう。

働ける時間帯に制限がなく「より高給与の職場で働きたい」という方は、夜勤ありの求人を探すのがおすすめです。

給料の高いサービス形態を選ぶ

介護職は就業先の選択肢が多様で、従事するサービス形態によっても給料に差があります

介護職(常勤)の平均月給をサービス形態別に見ると、以下の通りです。

サービス形態 平均月給
介護老人福祉施設 341,540円
介護老人保健施設 331,790円
介護医療院 316,730円
特定施設入居者生活介護事業所 307,130円
通所リハビリテーション事業所 295,390円
認知症対応型共同生活介護事業所 283,680円
訪問介護事業所 282,130円
小規模多機能型居宅介護事業所 281,090円
介護療養型医療施設 271,270円
通所介護事業所 269,010円

出典:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」

一般的に、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)や介護老人保健施設(老健)などの施設は給料が高い傾向にあります。

転職で給料面を重視するなら、より好条件のサービス形態を選択するのも1つの方法です。

キャリアアップできる職場に転職する

介護業界で給料アップを目指すなら、転職直後の収入だけでなく、長期的な目で見た昇進・昇給の仕組みがあるかも重要なチェックポイントです。

介護職は資格取得や経験を積むことによって、手当の受給キャリアアップのチャンスが広がります。

資格に応じていくら手当が支給されるかや、将来的にリーダー職・管理職を目指せるかなどを確認しておくとよいでしょう。

特に、キャリア形成を支援するための制度や研修が整っている職場なら、給料アップへのイメージがつかみやすくなります。

転職支援サービスを利用する

転職するにあたって給与条件は重要ですが、希望の金額をもらえるのか疑問を感じる方も少なくありません。

また、直接応募先に給料の交渉や質問をするのは少々ハードルが高いでしょう。

給料面で納得のいく転職を叶えるには、業界に精通したキャリアアドバイザーに相談するのも効果的です。

転職成功のためのアドバイスがもらえるほか、アドバイザーを通して転職先と給与額のすり合わせもできます

効率よく転職活動を進めたい方は、ぜひ一度相談してみてください。

\あなたの転職を徹底サポート!/

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希望の給与を実現するための戦略を立てましょう!

介護職の平均月給は、額面で317,540円。手取りだと約24~27万円が目安になります。ただし、給与の相場は個人の資格や経験によっても異なるため、応募先の求人をよく確認しておきましょう。

希望の給与額を実現するには、雇用形態や施設形態、職場ごとの制度を比較して、戦略的に転職先を選ぶ視点も大切です。

給料面が不安なまま転職してしまうと、入職後のミスマッチにつながる可能性も。
効率よく「希望に合う職場を見つけたい」という方は、ぜひ転職サポートサービスをご活用ください。

介護業界への転職をお考えの方へ
ぜひ一度アドバイザーにご相談ください!

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著者:介護求人ナビ編集部

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