転職活動・就職活動でもっとも重要な「面接」。
一度に大勢の応募者がある場合、採用する人を集団面接で絞り込んでいく事業所もあります。
このページでは「集団面接のコツ」を解説!
特に、介護業界では、書類審査にはさほど重きをおかず、面接で採用・不採用を決める、という事業者が多数。
重視される面接だからこそ、気を付けるべきポイントは知っておきましょう!
<面接の悩み>
集団面接をした経験がなく、どう準備したらいいかわかりません。注意すべきポイントがあったら教えて。
今回志望している事業者では、本社に応募者を集めて集団面接をすると言われました。これまで個人面接しかしたことがなく、不安です。他の応募者もいるなかで、どうすれば好印象を与えることができるのでしょうか?
集団面接は「第一印象」が大事!社会人としてのマナーに気をつけよう
一度に大勢の応募者がある場合、採用する人を集団面接で絞り込んでいく事業所もあります。
集団面接では他の応募者の存在も気になりますし、1対1の個人面接とは違う緊張があるでしょう。
しかし無理に自分を良く見せようとあせる必要はありません。
気をつけたいのは、
社会人としてのマナーです。
ほかの人と比較されやすい集団面接では、第一印象が大きく左右すると考えたほうが良いでしょう。たとえば挨拶の仕方、言葉遣い、面接中の姿勢など、さまざまな点をチェックされます。個人面接でも同じですが、入室から退室まで気を抜かないことが大事です。
集団面接では服装にも注意した方が良いでしょう。一人だけカジュアルな格好で面接に臨んでは、浮いてしまう可能性も。
服装についての注意点は、こちらのページを参照してください。
『介護業界の面接はスーツ?どんな服装で行けばいい?~面接の悩み』
質問には簡潔に、要点をわかりやすく答えること
じっくり応募者の話を聞くことを目的とした個人面接と違い、集団面接の場合は一人ひとりが話す時間は限られています。
熱意をアピールしたいという気持ちは大事ですが、集団面接においては、一人で長々と話してしまうのはNGです。集団面接という場のコンセプトを理解していない、独りよがりな印象を与えてしまうかもしれません。
そこで、心がけるべき点は、
簡潔に話すことです。
ポイントは、面接官の質問に対して、できるだけ結論から先に述べ、要点を整理して答えること。ダラダラと話すと要点が伝わらず、かえって、あなたの印象が薄くなってしまいます。伝えたいことはポイントを絞って答える練習をしておくと良いでしょう。
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他の応募者の話にもきちんと耳を傾けることが大事
集団面接では、自分の話が済んだら終わり、ではありません。
他の応募者の話にも、しっかり耳を傾けましょう。
面接官は常に全体を見て、他の人が話しているときのあなたの態度もチェックしています。他の人が話しているときにボ~ッとしていたり、自分には関係ないという態度を取るのはNGです。
そもそも介護職は、人の話に耳を傾けるのが大切な仕事。面接ではその資質がチェックされていると考えましょう。オーバーなリアクションをする必要はありません。他の人の話にじっと耳を傾け、ときどき相づちを打つようなイメージでOKです。
また、他の応募者の話を受けて、そこから掘り下げた質問が来るかもしれません。「あなたはどう思いますか?」と意見を求められる可能性も。
集団面接は、他の応募者も含めたコミュニケーションの場だと心得ましょう。
他の人と答えが重なっても慌てずに、自分らしさをつけ加えればOK
面接官の質問に何人もが答えていく場合、答えが重なってしまうことがあると思います。自分が考えていた内容を他の応募者が先に答えてしまうとあせってしまいがちですが、同じ内容になっても構いません。慌てて別の答えをひねり出す必要はありませんし、思いつきで答えてしまうと、面接官からさらに詳しく聞かれたときにしどろもどろになってしまいます。
前の人と答えが重なるときは、「○○さんと重なる部分があるのですが」と前置きしたうえで、答えると良いでしょう。いくら話の内容が同じでも、「○○さんと同じです」だけではNGです。しっかり自分の言葉で説明し、できれば、前の人と違う部分をひと言つけ加えたり、さらに深掘りした内容をつけ加えて、自分らしさをアピールできればベストです。
>>面接でよくある質問と回答例をチェック!<<
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