夢と希望にあふれ転職したのはいいけれど、働き始めたら違和感を感じること、ありますよね。「聞いた話と違う」、「最初から知っていれば入らなかったのに」…こんなことなら辞めたい…。
ここでは、そんな転職の先輩の失敗談をご紹介。
介護求人ナビ編集部からの、失敗しないためのアドバイス付きです。是非参考にしてください!
〈事例1〉女性ばかりの職場なので、つい気をつかってしまう
23歳/男性/ごんた
新しい職場はとにかく女性が多いんです。シフトによっては、男性は僕だけ、ということも。みなさんとてもよくしてくれるので、不満というわけではないのですが、どうしても気を使ってしまい、仕事が終わるとどっと疲れが出てしまいます。
《アドバイス》
介護業界は女性が多い職場ではありますが、最近は男性が多い事業者も増えてきました。平成28年の調査では、ホームヘルパーの男女比は、男性20.8%・女性79.2%に対し、福祉施設介護員は男性36.2%・女性63.8%と、職種によっても男女比に大きな違いがあり(※)、訪問介護よりも介護施設の方が男性の比率が高いという傾向があります。
女性の多い職場が苦手なのでしたら、できるだけ男性比率の高い職場を選んでみてはいかがでしょうか。
※厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」
〈事例2〉人間関係がギスギス…挨拶を無視されることも
28歳/女性/まゆまゆ
募集広告には「人間関係が良好」と書いてあったのに、転職してみたら全然違うんです。変な派閥があるし、挨拶も無視。ときにはコソコソ陰口を言われることも。入職して3カ月だけど、辞めた同期もいます。はあ…転職失敗したかなあ。
《アドバイス》
職場の人間関係は、快適に仕事ができるかどうかを左右する大切なポイントです。
募集広告やホームページなど、事業者が発信している情報を確認するだけでなく、実際に働く職場を見学し、その雰囲気を体感してみることで、自分に合っているかどうかを考えて選びましょう。
また、あまりにも短期間での退職者が多い職場は、何か問題があるかもしれません。ここ最近でどれくらい退職者がいたのか、などさりげなく聞いてみてもいいでしょう。
後悔しない転職のためには、事前の情報収集が大切です。
〈事例3〉先輩職員が働かない!イライラの毎日です!
30歳/女性/コスモス
みんなバタバタしているのに、全然仕事しない職員がいるんです。自分の業務も終わっていないのに、職員同士でおしゃべりしてばかり。サボっているのはほんの一部の職員なんだけど、見ていてイライラするし、こっちのやる気もなくなります。
《アドバイス》
転職を決める前に、実際に働く職場を見学して雰囲気を確かめるのは大切なことですが、一部の職員だけが問題の場合は、1度の見学だけで見定めるのは難しいかもしれません。
一部の問題がある職員は、あなたやまわりの職員だけでなく、利用者にも迷惑をかけている可能性があります。もしも勝手に自分の持ち場を離れたりしているのであれば、明らかに「問題行動」です。
文句やグチではなく、利用者の事故に結びつくかもしれない問題行動があることを、客観的に上司に伝え、現状を変えることも一つの方法です。
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