夢と希望にあふれ転職したのはいいけれど、働き始めたら違和感を感じること、ありますよね。「聞いた話と違う」、「最初から知っていれば入らなかったのに」…こんなことなら辞めたい…。
ここでは、そんな転職の先輩の失敗談をご紹介。
介護求人ナビ編集部からの、失敗しないためのアドバイス付きです。是非参考にしてください!
〈事例1〉研修制度が充実しているはずが、まったく活用できない
40歳/女性/ふみこ
もっと介護技術を高めたいと思い、求人票の「研修制度が充実」という言葉にひかれて転職。実際に研修は行われているけど回数が少なく、シフトが合わないから全然参加できなくて…。まわりにも研修に参加したことがある人がいないし、話が違う!と思っています。
《アドバイス》
「研修が充実」と一言でいっても、その内容は事業者によってまったく違います。介護職員が参加しやすいよう、施設内で研修を実施している事業者もあれば、外部研修に参加した費用の一部を負担するだけの事業者も。また、研修に参加している時間を「業務中」「業務外」のどちらととらえるかも、事業者によって異なるようです。
面接などで、研修制度の内容を詳しく確認しておくようにしましょう。また、受講実績についても確認しておくことをおすすめします。
〈事例2〉目標を見つけたいと思って転職したけれど…
41歳/男性/一平
38歳で介護の仕事に転身。3年たっても同じ仕事の繰り返しに、将来が見えなくて…。「目標を見つけたい・現状を変えたい」と思って転職したものの、大きな変化はありません。転職してまだ3年ですが、また転職を考えています。
《アドバイス》
漠然と「何かを変えたい」という思いだけで転職しているのなら、何度繰り返しても結果は同じかもしれません。また、明確な理由のない転職や短期間の転職を繰り返すと、どんどん採用されにくくなる傾向があります。
環境を変えたからといって、あなた自身が変わるとは限りません。
まず、5年後、10年後に自分がどうしていたいかをイメージし、それに合った転職先を探すようにしましょう。
〈事例3〉パソコンが苦手。入力作業に苦労しています
45歳/女性/はつ江
以前の職場の業務報告書や記録はすべて手書きでしたが、新しい職場ではパソコン入力。時間がかかってしまうので、今は事務の人に入力をお願いしていますが、ずっとお願いするわけにもいかず…。パソコンのことを考えると頭のイタイ毎日です。
《アドバイス》
介護職員が行う書類作成や連絡を手書きで行っている事業者はまだまだ多いようですが、パソコンで管理する事業者も増えています。また、厚生労働省なども医療機関と介護事業所の連携のためIT化を推進しており、介護職員であっても、今後ますますパソコンスキルは求められることが予想されます。
「苦手だから」と諦めずに、パソコンが使えるようになるチャンスと前向きにとらえ、取り組んでみてはいかがでしょうか。
どうしてもパソコン操作に自信がない場合は、面接などでその旨を伝えておきましょう。
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