0件
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、世間では略してケアマネと呼ばれます。ケアマネジャーの主な仕事は、必要な介護サービスをまとめるケアプランの作成を行い、必要な事業所と要介護者・ご家族の連携を担うことです。各地に設置されている居宅介護支援事業所や、有料老人ホームなどの施設で活躍しています。それぞれで働くケアマネジャーを、居宅ケアマネ、施設ケアマネと呼ぶこともあります。ケアマネジャーは、ケアプランを作成するだけではなく、それに伴う利用者宅への訪問や事業者との調整などを行なうため、外出も多い仕事です。勤務形態としては正社員としての募集が多いので、介護業界で安定したポジションを考えるなら、選択肢になる職種でしょう。ですが、ケアマネジャーになるためには介護福祉士などとして経験を積んだのちに、介護支援専門員の資格を取得する必要があります。誰もがすぐに就ける職種ではありません。求人情報を見ると、職務手当が支給されるケースも多く、月給では18万円以上が平均です。長時間勤務を避けたい時には、パート・アルバイトでの勤務も選べますし、正規・非正規ともに経験者優遇の募集もあれば、未経験者でも勤務可能な求人も存在します。ケアマネジャー(介護支援専門員)資格の取得には、都道府県が実施している介護支援専門員実務研修受講試験の合格と、介護支援専門員実務研修の受講、そして、レポート提出が要求されています。さらに、ケアマネジャーとして実務に5年以上従事すると、主任介護支援専門員研修を受け主任ケアマネジャーの資格を得ることができます。2018年度の介護保険改正により、居宅介護支援事業所の管理者になるには主任ケアマネジャーの資格が必要となりました。資格取得は簡単ではないですが、その分、大きなアピールポイントになるでしょう。介護業界でキャリアアップを考える上でも、目指したい職種といえます。
東京都は、介護が必要な高齢者の人口が他の都道府県に比べて多い傾向にあり、介護求人ナビでの介護職の求人も7,992件と各都道府県の中で最も多くなっています(2018年4月現在)。サービス形態別で見ると、有料老人ホームや訪問介護サービスでの求人が多いという特徴があります。職種別では介護職・ヘルパーの求人が約70%を占めていますが、他には、サービス提供責任者や管理職・管理職候補の求人が多い傾向があります。
東京都では、65歳以上の高齢者の人口は308.1万人で、東京都全体の人口の22.6%を占め年々増加傾向にあります(2018年1月現在)。東京都の総人口は増加しており、1997〜2018年の間、連続で増加を続けていることもあり、他の道府県よりも65歳以上の高齢者の人口の比率は低いのですが、それでも高齢化が加速しています。さらに、東京都の要介護・要支援認定者数は約60万人にのぼり、65歳以上の高齢者のうち約5人に1人が要介護もしくは要支援状態と認定されていることになります。今後も介護施設の新設とそれにともなう求人が期待できるといえるでしょう。特に比較的新しい施設形態である小規模多機能型居宅介護施設は、大阪府、福岡県、神奈川県よりも少なく、要介護・要支援認定者数から見るとまだまだニーズは大きいものと期待できます。介護求人ナビに掲載されている東京都の介護施設におけるサービス形態別の求人を見てみると、全国的に求人数が多い有料老人ホームに次いで、非常勤職員の募集が多い訪問介護の求人も多くなっています。つまり東京都では常勤職員だけでなくパートタイムでの仕事も探しやすい状況になっています。介護求人ナビでは、市区町村別に東京都の介護職の求人情報を多数ご紹介しています。充実した検索機能で、就業形態・職種・サービス形態・給与・資格などを絞り込んで検索できるので、就職・転職を希望の皆さんのニーズにあった求人情報を検索することができます。
東京都の正社員、契約社員などの正規職員の平均年収は410万円となっています。パート・アルバイトの平均時給は1478円、派遣社員など非正規職員の平均時給は1734円となっています。
東京都で ケアマネジャーの求人が多いのは、 世田谷区 、 練馬区 、 大田区 、 太田市 、 江戸川区 などのエリアです。どのような求人があるかぜひチェックしてみてください。
有料老人ホーム 、 居宅介護支援事業所 、 グループホーム 、 小規模多機能 、 特別養護老人ホーム などのサービス形態です。どのような求人があるかぜひチェックしてみてください。
職種名
北海道・東北
関東
甲信越・北陸
東海
近畿
中国・四国
九州・沖縄
電車やバス停などからの通勤時間で求人を検索いただけます
指定の場所からの徒歩や車での通勤時間で求人を検索いただけます
勤務地から求人を探す