サービス提供責任者は、訪問介護において利用者の希望を聞き、ケアマネジャーのケアプランをもとに計画を立て、ホームヘルパーの勤務管理などを行います。パート・アルバイトでの求人情報より、正社員での求人が多くなっています。各種待遇の他にも手当が出る事業所もあり、実務経験者は歓迎されることが多いです。サービス提供責任者になるには条件があり、介護福祉士や実務者研修修了などの資格が必要です。施設によっては普通自動車免許が求められる場合もあります。なお、2018年度の介護報酬改定より、介護職員初任者研修修了者（旧ヘルパー2級）はサービス提供責任者の任用要件から外れたので、注意が必要です。仕事内容としては、ケアマネジャーによるケアプランを基に計画書を作成し、計画の通りに介護サービスが提供できるように調整を行うのが主な業務です。具体的には利用者の自宅に伺い、要介護度の確認や介護してほしいことの希望、相談などを聞いた上で的確な介護計画書を作成します。なお、利用者やその家族から意見や要望の変更、要介護度の変更などがあれば、その都度、計画書の作り直しを行う場合もあり、ケアマネジャーとホームヘルパーの調整を行う重要なポジションでもあります。勤務時間や休日は事業所によって異なりますがフルタイムでの勤務が一般的で、シフトにより出勤日が決まる場合が多いようです。基本的に夜勤がない勤務が多いですが、人手不足の際にはホームヘルパーの代わりに介護の業務を行うこともあります。月給は資格取得が簡単ではないこともあり、ホームヘルパーの給与と比べると高めです。計画書作成の他にも、利用者により良い介護サービスを提供するために、自分が作成したプランに基づいたホームヘルパーの配置指定を行ったり、時にはホームヘルパー育成のための支援をしたり相談に乗ることもあります。利用者や介護職の方達と信頼関係を築くことや、ホームヘルパーが成長していく姿に喜びを感じる方に向いている職種です。

沖縄県の介護職・ヘルパーの求人情報を掲載しております。沖縄では、那覇市内を中心に豊見城市や南城市、浦添市に介護施設や介護事業者があります。特別養護老人ホームや有料老人ホームのほか、デイサービスや医療センターなどの医療機関など、さまざまな施設や事業所で求人募集があるので、自分の希望に応じた職場が見つけやすいのがポイントです。育児と仕事を両立させたい方も多いため、勤務時間を相談できるパート・アルバイトの雇用形態が人気の傾向にあります。介護求人ナビでは、希望の勤務エリアや正社員などの雇用形態からも検索して自分に最適なお仕事が見つけられます。

沖縄県の人口は144.8万人ですが（2018年総務省統計局の統計データより）、最も人口の多い那覇市でも人口割合は約2割程度であり、各市に人口が分散しています。65歳以上の高齢者人口は31.3万人で、高齢化率は全国で最も低い21.6%です。65歳以上の高齢者のうち、要支援・要介護認定を受けている人は59,089人で、要支援・要介護認定率は約18.9%になります。沖縄県で登録されている介護福祉士は19,407人なので、介護福祉士1人あたりの要支援・要介護認定者数は3.04人で、沖縄県の介護福祉士の充足度は比較的高い県だと言えます。介護職の仕事に就くには、介護職員初任者研修修了、介護福祉士などの資格を必要条件とする求人募集もありますが、未経験や無資格の方も応募できる求人もあります。介護職・ヘルパーの業務内容には、入浴や排泄、歩行などの身体介助と衣類の整理や掃除などの生活援助があります。介護求人ナビでは、沖縄市のほか沖縄県内の介護施設や事業所の求人を多数掲載しています。残業少なめや年間休日多めなどの好条件の求人や、夜勤専従などパート・アルバイトでも時給が高めの求人も存在します。また、仕事を長く続けられる待遇や条件の揃った施設も多く、特に研修制度や資格取得支援制度が充実しているところでは、研修に参加することで一般的な介助業務のほかに福祉のことなども学べるのもポイントです。また、資格取得支援制度を利用すれば、無資格の方も働きながら資格取得を目指せるので、給与アップが期待できます。求人情報には、社会保険などの福利厚生や資格手当をはじめ、通勤手当や住宅手当などの諸手当と言った待遇が記載されているので、希望に合った求人を検索してみましょう。

沖縄県の正社員、契約社員などの正規職員の平均年収は250万円となっています。パート・アルバイトの平均時給は1460円、派遣社員など非正規職員の平均時給は1231円となっています。