履歴書に職歴を書くとき、在籍していた当時の社名と、現在の社名が異なるときには、新旧の区別がわかるように両方の社名を列記しましょう。
入社当時の社名のうしろに括弧書きで現在の社名を並べるのが一般的な記載の仕方です。
会社の合併や事業転換などの理由によって、社名が変更されることは、けっして珍しいことではありません。
以前の会社名と現在の会社名をどちらも記載すれば、採用担当者に会社名の変更が一目で伝わるはずです。
ちなみに、会社名は略して書いてはいけません。
△△△株式会社のようにきちんと正式名称を書きましょう。(株)や(有)と略すのはNGですので注意しましょう。
社名変更は、企業にとっても大きな転換点です。
当然、企業は新社名を広く浸透させるために力を注いでいますから、時間の経過とともに、変更後の新社名が認知されていきます。ブランド名と統一するための社名変更などは、とくに新社名の浸透が早いかもしれません。
履歴書を書く段階で、すでに変更後の新社名が広く一般的に認知され、知名度が高いという場合もあるでしょう。その場合は、新社名を書いたほうが、かえって職歴としての情報がストレートに伝わりやすいということも考えられます。
そういうケースでは、次のように新社名を前にして記載してもOKです。
履歴書には、正確な情報を記載するのが大前提です。
職歴に記載する社名も正式な名称でなければいけません。そこで注意したいのが、退職して時間が経過しているような職歴の場合です。
退職からかなり年月が経った、あるいはその後も何度か転職した、というような場合、過去に在職した会社の情報も耳に入りづらくなるでしょう。すると、あなたが知らないうちに社名を変更している可能性もあります。
そこで、職歴欄に記載する前の準備として、企業の公式サイトなどで正式な会社名を確認しましょう。
もし、転職を考えている応募先が同じ業界であれば、社名変更した情報を知らないのはあなただけ、という可能性もあります。そうなれば「自分が在籍していた会社の情報も不確かなのに、それでも同じ業界を志望しているのか」と、ネガティブな印象をもたれてしまうかもしれません。
細かなことですが、ここで手を抜いてはいけません。
採用担当者は、履歴書を書くにあたって、どこまで真剣に取り組んだかを見極めようとしていることを忘れないようにしてください。
残念ながら会社が倒産し、すでに廃業しているというケースもあるかもしれません。
過去に勤めていた会社について調べてみたところ、倒産・廃業がわかったという場合は、次のように書いておけば良心的でしょう。
また、会社の倒産により退職をしたという場合は、退職理由として会社が倒産した事実を明記します。
会社の倒産というネガティブな情報を履歴書に記載すると、採用に不利に働くのではないかと心配する人もいるかもしれません。しかし、あなたが直接倒産の原因になったのでもない限り、倒産の事実を書くことで印象が悪くなるということはありません。
倒産については、必須の情報ではありませんが、わかる範囲で正直に記載しておく方が、誠実さが伝わります。
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