履歴書の住所や連絡先は、想像以上に重要な部分。
ふりがなや数字の書き方ルールなど、今さら聞けない履歴書の基本を解決!
「メールアドレスはどれを書く?」「固定電話がなくても大丈夫?」「引っ越し予定があるときは?」など気になる疑問に答えます。
履歴書の住所や連絡先は、一番初めに採用担当の目につくところ。
それに、万が一間違えていて「採用の連絡が届かない」なんてミスは絶対に避けたいですよね。
住所や連絡先も、ていねいに、見やすく間違えずに書くことが重要なのです。
まず、住所の書き方の基本ルールです。
■郵便番号
郵便番号の記号(〒)の横に、住所の文字より小さめに書きます。
郵便番号の後に住所を続けず、『1行目に郵便番号・2行目に住所』のように書くと読みやすいです。
■住所
住所は、必ず都道府県から書きます。
東京都と書かず、「世田谷区」と書き出しても郵便番号があるからわかる、というのはNG。「大阪府大阪市」、それ無駄でしょ、というのもNG。
都道府県からすべての住所を書くのが正式な履歴書の書き方です。
数字は漢数字(一、二、三…)ではなく、アラビア数字(1、2、3…)に統一します。
漢字の一(いち)がハイフンに見えるなど、間違いが生じやすいからです。
住所は、普段は「1-2-3」と省略して書くことが多いでしょうが、履歴書には「1丁目2番3号」のように正式な形にします。
アパートやマンション名も書きます。
「1-2-3-101」ではなく「1丁目2番3号」のあと半角あけて「神保町マンション101号」と書くのがよいのです。
集合住宅名名称が長い場合でも略さずに書くことをおすすめします。住所や建物の名称が長く、1行でおさまらない場合は、住所欄を2段に分けて書いても問題ありません。その場合、住所を上段に、建物名を下段に配置すると見やすくなります。
■ふりがな
住所のふりがなは、都道府県から町名までと、マンション名が漢字の場合はその漢字の部分にふります。
ひらがなで「ふりがな」と書いてある場合はひらがなで、「フリガナ」と書いてある場合はカタカナで書くのが一般的です。
■連絡先
履歴書には、現住所の欄以外に「連絡先」の記入項目があるものがあります。
「連絡先」には、実家などの連絡先がある場合や、現住所以外に連絡先がある場合に記入します。特にない場合は、「同上」と記載します。
現住所と同じ内容を繰り返して記入する必要はありません。
求人先からの問い合わせや連絡を受けるために、電話番号やメールアドレスも必ず記載します。
■電話番号
電話番号は、多くの場合、「自宅電話」と「携帯電話」の両方を記載するスペースがありますが、今は携帯電話だけしかない、と言う場合が多いでしょう。
その場合は、自宅電話の欄には「なし」と記載してかまいません。
■メールアドレス
メールアドレスは、パソコンで閲覧できるアドレスを記載します。
求職先からの連絡が入ることが多いからです。
現在の仕事先からも、求職先の連絡が入ったらすぐに見られるよう、スマートフォンでも見られるアドレスを記載しておきます。
「iCloud」「gmail」「Yahoo!メール」などでもかまいません。
ただし携帯電話のEメールアドレス(「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」など)は、添付ファイルをつけらない場合もありますし、画像なども送れないので、避けたほうが無難です。
電話番号もメールアドレスも、数字や英文字が紛らわしくならないよう、丁寧に正確に書くことが重要です。
いざというときに連絡が届かないのでは、書いても意味がないのです。
特に、0(ゼロ)とo(オー)などの数字とアルファベットの違い、6と0などと数字の紛らわしい記載があると、いざというときの連絡ができません。
ハイフン(-)とアンダーバー(_)、ピリオド(.)なども、紛らわしくなりがちです。
気をつけましょう。
当然ながら、在職中の勤務先のメールアドレスを履歴書に書くのは厳禁です。
会社のメールを転職に使うとビジネスパーソンとしての常識を疑われますし、昨今では会社が社員のメール内容をチェックしている場合もあります。
個人的な使用をしているだけでも問題なのに、転職活動に会社のメールを使っているとなると、今勤務している会社からも信頼を失ってしまいます。
転職活動をしている最中は、留守番電話やメールなどをこまめにチェックし、求職先から連絡がないか確認しておくことが重要です。
電話番号やメールアドレスを記載したとしても、ほとんど電話やメールの着信をチェックしていないのでは、意味がありません。
自宅に固定電話があるとしても、普段ほとんど家にはいないという人なら、携帯電話で確実に連絡を取るほうが無難なので、場合によっては携帯電話番号だけを記載して自宅の固定電話欄を「なし」にしておくことも考えてよいでしょう。
今の住所から、近々引っ越すことが決まっている場合は、住所欄には「現住所」を書いて、連絡先欄に「●月●日より以下の住所に転居」と記して「新住所」を記入するとよいでしょう。
そうすれば、求職先の郵便物が確実に受け取れます。
まだ引っ越し先が決まっていない場合は、住所の欄に現住所を書き、小さめに「転居予定あり」と書いておくといいでしょう。
そして、転居の時期や転居先の住所がわかった時点で、なるべく早く求職先にメールなどで伝えます。
履歴書提出後に、さまざまな理由で記載した住所から期せずして転居することになった場合は、採用担当者にメールで知らせるといいでしょう。
言うまでもありませんが、誤字・脱字・記入漏れは論外ですし、読みやすく書かれていないのもマイナス評価の要因になりがちです。
一文字、一文字をていねいに記入するのが鉄則と考えましょう。
走り書きのように見えるのはマイナスですし、住所などの数字の部分は特に間違えやすくなります。
「字が汚い」とコンプレックスを持っている人ならなおさら、ていねいに書くことをおすすめします。
そのほうが「誠実な人」というイメージが伝わりやすいのです。
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