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2019年03月16日

ゴミを捨てられない利用者(前編)~介護業界の裏話・珍事件 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

jikenbo49suterarenai毎回、ちょっと困った介護スタッフの珍行動や、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。今週は、「ゴミを捨てられない利用者」について紹介します。

ワイドショーや夕方のニュース番組などで、しばしば“ゴミ屋敷”や“片付けられない人”の特集が放送されるが、介護サービスの利用者の中にもやはりそうした人は存在する。東京都内のある施設に勤務するYさんには、印象に残る“ゴミ屋敷住まい”の利用者がいるという。以下Yさんの体験談だ。
「まぁ、仮に“Aさん”としますけど、Aさんは本当に普通の人なんですよ。腰も低いし、あいさつもしてくれるし、でも家の中は完全にゴミ屋敷状態。部屋の中で空いてるスペースって言えば、布団に残されたAさんが寝るスペースぐらいなんですけど、ゴミを捨てようとしても色んな理由をつけて嫌がるんで、部屋はまさに“ゴミの山”なんです。

けど、そんなAさんが体調を崩して病院に担ぎ込まれてしまい、当時はまだ部屋に立ち入る権利が今ほどうるさくない時だったんで、『Aさんがいないうちに無償で掃除しよう』ということになったんです。すると、猛烈にグッチャグチャな部屋なんですけど、布団の周りに1か所だけ何かがキレイに並べられているんですよ。

『何だろう?』と思って見てみると、その一角はすべて写真集。宮沢りえとか武田久美子とか、要するに一時期のヘアヌードブームの時代の写真集が布団の周りに整然と並べられてて、そこだけはキレイに整理整頓されているんです。

そこでAさんに『捨ててもいいですか?』『少し整理しませんか?』って聞いたんですが、当然のように答えはNG。それどころかAさんは1冊1冊全部覚えてるんで、勝手に捨てなくて本当良かったです」
状態からも想像されるようにAさんは身内と疎遠で、たった1つの宝物がヌード写真集コレクションだったというお話。ネット住民の中には、自分の死後のコレクションの処置を気にかける者も多いが、Aさんの境地までたどり着けば「いっそ清々しい」(Yさん)とも言えるだろう。

公開日:2013/4/15
最終更新日:2019/3/16

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