毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。今週は、「自転車移動はつらいよ」という話題を紹介します。
どんな仕事にも「応募条件」というものは存在するが、介護スタッフの応募条件で多く見られるのが、「自転車に乗れる方」というものだ。ケアマネジャーやホームヘルパーの仕事を探す際、その応募条件を見てみると、「経験者優遇」「週3日以上」「ホームヘルパー2級以上の資格取得者」といった条件に混ざって、「自転車に乗れる方」という条件が備考欄などに書かれているケースは少なくない。しかしこの“自転車”にまつわるトラブルは少なくない。
事業所側が、自転車に乗れることを必須条件にするのは、客観的に見ても不条理な要求とは言えないだろう。とりわけ都市部であれば、待ち時間がある電車やバス、渋滞のリスクや駐車場確保の手間がある自動車よりも、自転車の方が圧倒的に早いのは明白。限られた時間で多くの家を回れるようになれば、それが本人へ評価へと直結することにもなる。
しかし現実的には、自転車利用について不満を抱えているスタッフは少なくない。ネット上に書かれた自転車にまつわるトラブルを見てみると、
「自転車のメンテ代とかカッパの買い換え代とか言い出したらキリがないしねー。そこらあたりキッチリ時給に反映させて欲しいけど」
「放置自転車扱いされて通報されるとこだった」
「どんな暴風雨でも自転車か徒歩です」
「往復30分自転車こいで30分仕事、移動費無」
といった声があがっており、真冬の降雪時の苦労や、真夏の紫外線、日焼け対策などへのグチも多数登場。また、「自転車に乗れず、三輪自転車で訪問している70歳過ぎの高齢女性ヘルパーもいる」という書き込みも登場している。
そして、スタッフからは、
「自転車には求人のプレート貼って走らされる」
「全ての自転車に『ヘルパー募集』の広告付けさせられ走らされている」
という報告も寄せられており、これには「myチャリなら私は絶対貼らないし、社用車なら辞めるwww」「嫌すぎるwww」と、同情の声が登場。自転車ひとつをとっても不満のタネは色々と存在するようだ。
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