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2024年07月12日

豆知識 防ごう!高齢者の熱中症

 熱中症は気温や湿度の高い環境で、熱の放出など身体の適応がうまくいかず、体調不良を起こす状態のこと。めまいや立ちくらみ、大量の発汗、こむら返りなどで始まり、▽頭痛▽嘔吐▽判断力の低下――など重症化の兆候が見られたら医療機関への受診が急がれる。

熱中症

 梅雨明け後の7月中旬から8月上旬が発症時期のピーク。患者の半数近くが65歳以上の高齢者で、死亡者の9割近くを占める。高齢者は暑さを感じにくく、体温調節が上手くできないことで、家の中でも起こることに要注意。特に独居の人は気づかれないまま、重症化するケースもある。

 熱中症の環境リスクを知る方法の一つに、「暑さ指数」(WBGT)がある。環境省の熱中症予防情報サイトで確認できる。指数が28を超えると熱中症リスクが一気に高まる。

 自宅を訪問した際は、扇風機やエアコンを使用し、室温が24〜28度に保たれているかを確認することが一つ。ADLが低下している人、心疾患やがんなど基礎疾患をもつ人は特に注意を払いたい。

水分・塩分・糖分をバランス良く

 体内の水分は、皮膚や尿などから1日2リットル近くも失われる。熱中症予防は▽のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分補給を行う▽暑さを感じなくても扇風機やエアコンを使った温度調整を行う――が有効。水分摂取には、塩分や糖分が調整された市販の経口補水液を活用したい。ただし、高血圧、心疾患、糖尿病など、塩分や糖分の摂りすぎに注意が必要な人の場合は、かかりつけ医と相談した上で対策してもらいたい。

 また、外出時は、通気性の良い服装で日傘や帽子を使い、保冷材や凍らせておいたタオルを持ち歩くのもよい。

<シルバー産業新聞 2024年7月10日号>

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