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2019年07月13日

面接で答えづらい質問が来たらどう返せばいい?~介護 面接の悩み

就職活動でもっとも重要なのが「面接」です。
特に、介護業界では、書類審査にはさほど重きをおかず、面接で採用・不採用を決める、という事業者が多数。
重視される面接だからこそ、気を付けるべきポイントは知っておきましょう!


<面接の悩み>
面接で前職への不満など、答えに迷う質問をされたらどうしようと心配。
答え方のアドバイスをお願いします

1面接で聞かれそうな質問には念のため答えを用意しておきたいと思っています。
短所や前職への不満、挫折経験などを聞かれることもあると聞きました。
確かに以前働いていた介護施設で不満はあったし、自覚している短所もあります。
でも、それを正直に答えるとネガティブな印象になりそう…。
うまくポジティブに答えるコツ、ありますか?






長所・短所は正直に。具体的なエピソードを盛り込めればGood!

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面接での「長所・短所」に関する質問は定番ですが、実際に聞かれると意外と答えに戸惑うもの。
あわてないよう、しっかり答えを用意しておきましょう。

まずは長所を聞かれたとき
その際、謙遜は無用です。

ポイントは、「協調性がある」「責任感がある」といったひと言で終わりにしないこと。
必ず、その長所が滲み出るエピソードを添えてみて。
そうすればあなたの言葉の信憑性が増し、ずっと多くの情報が伝わります。
特に、介護現場でどう貢献できるかがイメージしやすいエピソードを選ぶとベスト。
会社が求めているスキルや人物像を想定しておくと、それに添った伝えかたができるでしょう。

次に、短所や弱みについて聞かれたとき
答えにくいからといって声が小さくなったり、適当なウソでごまかすのはNG
ネガティブな印象を与えてしまいます。

とはいっても、介護職としての適性に誤解を与えかねないような短所をわざわざ選ぶ必要はありません。
では、どんな短所を挙げれば良いでしょうか。
それは、あなたがその短所を直すべきだと自覚し、努力しているものです。

たとえば「私の短所は、せっかちなところです」というケースの場合。
「せっかちなために学生時代は、試験やアルバイトでも何度かミスをしてしまいました。
社会に出てからは、あせったときこそ一呼吸置く習慣をつけたり、作業は必ず見直すように心がけています」というように、短所と向き合い、努力していることを伝えれば印象はグンと上がるでしょう。


不満を語るときは、問題意識の高さや向上心をアピールして!

「これまでの職場や仕事内容について何か不満はありましたか?」という質問も答えに困りますよね。

気をつけなければいけないのは、前の職場や人間関係についての悪口。
「前職の介護施設ではリーダーが理不尽で納得できなかった」や「おつぼねの介護職に細かいことをネチネチ言われて嫌になった」などと言うだけではただのグチです。
これは絶対にNG。
感情的になってもいけません。
あくまでも冷静に
そして、前向きに。ここがポイントです。

「不満を感じていた」ということがすべてネガティブかというと、そうではありません。
不満はあなたが問題意識や向上心を持って物事に取り組んでいたという証拠でもあるからです。
ですから、どんなことに不満を感じ、あなたはそれに対してどう改善したいと思い、どう行動したかを答えれば良いのです。

グチで終わってはダメです。
必ず、前向きなアクションのエピソードを加えてアピールしてください。


失敗や挫折経験を聞かれたら、くじけない強さをアピールするチャンス!

「これまでで一番悔しい失敗はどんなことですか?」「一番の挫折経験は?」という質問も想定しておきましょう。

人の失敗や挫折を聞いて何がおもしろいんだ!と思ってしまいがちですが、もちろん面接官は、あなたの失敗談や挫折話だけが聞きたくてこの質問をしているわけではありません。

聞きたいのは、あなたの成長物語です。

失敗や挫折を経験したときに、どう思い、そこから何を学び、どう成長してきたか。
それを簡潔なストーリーにまとめて答えましょう。

挫折を経験しない人はほとんどいません。
介護の仕事に就いてからも、挫折や悔しい失敗はあるでしょう。
そのときどう考え、どう行動する人なのかを面接官は見極めたいと思っています。
ぜひ、簡単にはくじけない、打たれ強さをアピールしましょう!


「採用するメリット」は、会社が求めるものとあなたの強みをマッチさせて

「あなたを採用するメリットは何だと思いますか?」もよくある質問です。

「何?って言われても…」と口ごもってはアウト。
ここは自分の強みをアピールするチャンスです!

ただし、大切なのは、応募先の会社や事業者がどんな人材を求めているかを考えること。
単純に、あなたの強みを聞かれているわけではないのです。
そこを間違えないで!

その会社・事業者がどんな人材を求めているかを理解したうえで、「(それに対して)自分はこういう経験やスキルがあり、だから、こう貢献できる」とアピールできればGood。

いくら即戦力として優秀な人材であっても、貢献できるだろうとアピールしたポイントが、会社が求めているものとズレていると、「この人は会社の方針や仕事内容を調べていないのだろうか?」と思われてしまいます。
面接前のリサーチはしっかりと!


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