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2021年06月09日

ノックから着席まで!入室マナーを徹底解説【覚えておきたい面接のビジネスマナー】

ノックから着席まで!入室マナーを徹底解説【覚えておきたい面接のビジネスマナー】

面接の合否にも影響を与える「第一印象」。会場に入室する瞬間から、社会人としてのビジネスマナーや人柄が見られています。

ドアのノックの仕方・開け方、「失礼します」というタイミングなど、入室時にも最低限守るべきマナーがあるため、事前に改めて確認しておきましょう。

「失礼します」はいつ言う?

面接室への入室時に、「失礼します」と言うタイミングに迷うことがあるでしょう。「ドアをノックする前」「ドアを開ける前」「部屋に入る前」「ドアを閉めるとき」「イスに座るとき」など、考えられるはさまざまですが、どのタイミングで言うのが正解なのでしょうか。

基本的なマナーとしては、面接会場のドアを開ける直前に言います。

ドアをノックし、「どうぞ」と声をかけられてから、ドアを開けるまでの間に「失礼します」と言います
「失礼ですが扉を開けさせていただきます」という意味で言い、ドアを開けます。

ドアを開けながら「失礼します」というのはマナー違反になります。必ずドアを開ける前に言うようにしましょう。

入室後、面接官に着席を促されたときにも「失礼します」と言って着席します。

「失礼します」という言葉は謙虚で丁寧な印象を与えることができますが、あまりに多発しすぎると耳障りに感じます。適切なタイミングで「失礼します」という言葉を使いましょう。

ドアを開けて入るタイミングは?

面接会場のドアを開けて入るタイミングについて基本的なマナーを紹介します。

まず、ドドアのノックは3回が一般的です。
ノックの音が弱すぎると面接官に聞こえづらく、強すぎると威圧的でがさつな印象を与えかねません。
また、ノックするスピードが速くなりすぎると急かしているような印象を与えてしまいます。

適切な強さとスピードを意識し、ノックをしましょう。

面接官から「どうぞ」や「お入りください」という声をかけられたら、「失礼します」と言ってドアを開けます。声をかけられるよりも先に入室するのはマナー違反です。

ドアの開閉は大きな音を立てないように静かに行いましょう。扉を閉めるときには、面接官に背中を見せないようにドアを開けた手とは逆側の手でドアを閉めます

ドアがない、ドアが開いている場合は?

面接室にドアがない場合もしくはドアが最初から開いている場合のマナーを紹介します。

ドアがなければドアをノックする必要はありません。
面接会場に入室する一歩手前で立ち止まり、「失礼します」と言ってから入室しましょう

すでにドアが開いている場合も、同じようにノックをする必要はありません。ドアが意図的に開いているようであれば、ドアを閉める必要はありません。

前の面接者の閉め忘れなどで、ドアを閉めるべきか迷うときには「ドアは閉めた方がよろしいでしょうか」と一声面接官に確認をしましょう。

ドアの形状や状態が想定外の場合もあります。
必要があれば面接官に確認するなど、どんな場合でも対応できるよう、落ち着いて行動しましょう。

誰もいない部屋に通されたら立って待つ?座って待つ?

誰もいない部屋に通されたら立って待つ?座って待つ?
面接会場に通されたとき、部屋に誰もいない場合があります。
このような場合は先に入室して、面接官の到着を待つパターンになります。

座って待つように指示された場合は用意されたイスに座り、心を落ち着かせて面接官を待ちましょう。もし指示がなければ、立って面接官の到着を待ちます

提出が必要な書類などがあれば先に準備し、服装の乱れがないかもチェックします。

待機している時間とはいえ、携帯電話を開くなど、面接に無関係なことをするのは避けるといいでしょう。

座っている姿勢や態度が不適切だと評価を下げてしまいます。イスには深くもたれすぎないようにし、背筋を伸ばした状態で静かに待ちます。

面接官が入ってきたときには、すぐに立って一礼をし、挨拶をします。第一印象で良いイメージを残せるよう、笑顔での挨拶を心がけましょう。

入室から着席までの手順をまとめて解説!

面接会場への入室から着席までの一般的な手順を1つずつ確認します。

1.ドアは3回ノックする
ドアのノックは3回。
スピードやノックの強さも意識しましょう。

2.「失礼します」と言い、ドアを開ける
「どうぞ」や「お入りください」という声がかかったら、「失礼します」と言います。
言い終わったてからドアを開けます。

3.部屋に入り、ドアを閉める
部屋に入ったら、できるだけ面接官に背中を見せないように注意しながらドアを閉めます。

4.面接官にお辞儀をする
面接官の方を向き、お辞儀をします。「よろしくお願いします」といった言葉を添えてもいいでしょう。

5.イスの横に立ち、挨拶をする
イスの横まで進んだら立ち止まり、挨拶をします。
「本日は面接の機会をいただき、ありがとうございます。〇〇と申します。どうぞよろしくお願いいたします」といった挨拶ができるといいでしょう。

6.着席する
面接官から「どうぞおかけください」や「ご着席ください」と促されたら一礼し、着席します。

まとめ

今回は、面接会場の入室マナーについて解説しました。

ノックの回数、「失礼します」と言うタイミング、ドアの開け方や閉め方など、入室から着席までの間にも注意しなければいけないマナーがあります。

転職の場合は基本的なマナーを身に着けていることは当然とみられるため、基本的なマナーのミスをしないように気を付けましょう。
想定外の状況があっても慌てることなく、1つずつ落ち着いて行動することを心がけてください。

面接を受ける際の心構えや熱意は表情や姿勢にも表れます。
マナーができていればいいというわけではなく、ここで働きたいという熱意や謙虚な気持ちを持つことで、好印象につながります。

面接前にこちらもチェック

■服装・持ち物に関するマナー

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■面接当日に関するマナー

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著者:介護求人ナビ編集部

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