8月1～3日に都内で「リフト・フェア2024」が開催され、全国から介護や医療現場のリフト活用をめざす介護職や医療職など46人が参加した。主催はＪＡＳＰＡ介護リフト普及協会（森島勝美会長）、共催テクノエイド協会、事務局ミクニザイマス。
3日間とも終日、リフトリーダー養成研修、フォローアップ研修の座学、実習、試験と、リフトインストラクター再試験が行われた。講師はテクノエイド協会矢沢由多加氏、大手町リハビリテーション病院作業療法士、松本多正氏。
研修は9台の様々な機構・機能のリフトを20分程度ずつ操作し、各リフトの特性に応じた安全・安心な移乗や移動の方法を習得する。今回参加したリフトメーカーは9社（表）で、ベッド固定式、床走行式、天井走行式などを、吊り具や車いす、歩行器、ポータブルトイレなど移乗・移動を変えながら学んだ。
宮城県仙台市から参加した看護師の髙橋理絵さんは、「療育センターで働いています。介護職と2人で参加。利用者の安全・安心な移乗にしっかりリフトを使っていきたい」と評価した。
研修の最後には、上級、中級、初級に分かれて、筆記試験と実技試験を実施。筆記試験は規定以上の得点、実技は規定未満の減点で合格する。
「リフトは介護に欠かせない道具。こうした機会にリフト活用を習得してほしい」と、講師の松本さん。「自立支援のためにも介護負担の軽減のためにも、リフトが当たり前に使用されるようになってほしい」と森島会長は抱負を述べる。
森島会長（右）と講師のOT・松本さん
研修はメーカー担当者に学びながら
＜シルバー産業新聞 2024年9月10日号＞
この記事をシェアする
介護求人ナビは全国で40,000件以上の介護・福祉の求人情報を掲載した、介護業界最大級の求人サイトです。訪問介護やデイサービス、グループホーム、有料老人ホーム、特別養護老人ホームなど高齢者介護の施設や、児童福祉や障害者支援に関わる施設・事業所の求人情報を多数掲載中。介護職、ヘルパー、ケアマネジャー、サービス提供責任者、ドライバーなど職種だけでなく、施設種類での検索や給与検索、土日休み・週休2日制・日勤のみ・夜勤専従・残業なしなど、こだわり条件での求人検索の機能も充実しているので、あなたにぴったりの介護求人が効率よく見つけられます。ブランク可な求人や未経験可の求人、研修制度ありの求人も掲載しているので、初めての転職でも安心！転職・就職・再就職・復職・アルバイト探しに、介護求人ナビをぜひご活用ください。
介護求人ナビに掲載している求人情報
新着求人
一覧を見る
