何年かに一度、肉眼で見ることができる「月食」。
月食の中でも「皆既月食」が見られるチャンスは多くないため、時間と場所が合うときはぜひ空を見てみましょう！
「月食」がどうして起こるか、「月食」「皆既月食」などの違いは何なのか、わかりやすくまとめました。
月は、月そのものが光っているのではなく、太陽の光が反射して輝いて見えます。
夜空で輝く月は、反対側にある太陽の光が反射しているんです。
地球は太陽の周りをまわり、月は地球の周りをまわっています。地球と月が動くことで、太陽・地球・月の位置は刻一刻と変化しています。
太陽と月の間に地球が入り込んで、月に地球の影がかかっている状態が「月食」です。
月の一部にだけ影がかかっているのが「部分月食」で、月全体が地球の影に隠れているのが「皆既月食」です。
月食が起こる頻度は、年に約1回程度と言われています。ただし、これは地球全体での出現頻度で、欠け方の小さい部分月食も含まれます。
日本では、およそ3年に1回のペースで皆既月食が観察されています。
次に皆既月食が日本で見られるのは、11月8日（火）の21時ころ。
日本の広い地域で見られると予想されているので、ぜひ夜空を観察してみませんか。
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