介護業界の転職では、コミュニケーション能力や人柄を伝える「面接」が重要です！
面接官・採用担当者に好印象を与えるにはどうしたらよいでしょうか？
面接前の準備から、当日の服装や面接会場到着～退室の流れ、話し方のポイント、NG例などを徹底解説します！
目次
1. 応募時のやりとりも大事
2. 面接前のチェックポイント
3. 訪問から退室までの流れは？
4. 面接成功のポイント
5. やってはいけない！面接NG例
転職・就職希望先への応募が完了したら、次はいよいよ面接です。
面接前のメールや電話のやりとりでも、社会人マナーは必須。注意点や例文をチェックしておきましょう！
日程調整メールの返信方法【例文あり】
面接の日程を変更したいときの伝え方
様・御中・宛の正しい使い方
面接は事前準備がとても大切です！
当日の持ち物や服装、面接前に確認しておくべきポイントをまとめました。
●履歴書・職務経歴書などの提出書類
→面接当日に提出する履歴書や職務経歴書などの書類は、汚れたり折れたりしないようにファイルや封筒に入れます。
事前に書類を郵送して提出している場合は、コピーを持っていくことをおすすめします。
●面接場所の住所・地図と電話番号
→時間に遅れるなどのトラブルに備えて、連絡先も忘れずに控えておきましょう。
事前に面接場所の確認をしておくことも重要です。介護事業所や施設に行く場合、住宅街の中にあるなど見つかりにくい場合があります。
また、駅から徒歩では行けない距離にあることも。道に迷う可能性やバスの時間なども考慮し、余裕を持って行動しましょう。
●筆記用具・メモ（手帳）・印鑑
→使わないこともありますが、念のため持っておくと安心です。
持ち物の問い合わせ方法【例文あり】
面接当日のチェックリスト
面接の身だしなみで一番大切なのは、清潔感と誠実さが伝わること。
介護業界の場合はカジュアルな服装でOKという事業者も多いですが、担当者によって考え方は異なるため、スーツ着用が無難です。
もちろん、カジュアル過ぎる服装（ジーンズ、サンダル、露出度の高い服）はNG！服にシミやしわがないかも確認しておきましょう。
女性の場合
男性の場合
面接で好印象な服装
面接で好印象な髪型
面接で好印象なメイク
面接用のスーツがない時は？
コートの持ち方・たたみ方
多くの場合、面接官は、あなたの提出書類をもとに質問をします。
提出書類と面接でのあなたの答えがずれていると、「信用できない人」と思われてしまうかもしれません。自分がどんな内容を書いたのか、事前に改めて確認しておきましょう。
なお、職務経歴書は提出を義務付けられていない場合もあります。しかし、アピールしたい経験・キャリアがあれば、持参することをおすすめします。
当然ですが、面接に遅刻は厳禁です。
事前に面接時間や場所、交通機関などをチェックして、指定された時間の5〜10分前には到着するようにしましょう。
電車が遅れたり、体調不良などでやむを得ず遅れる場合は、必ず連絡すること。どんな理由があっても、無断で遅刻やドタキャンをするのはマナー違反です。
なお、早すぎる到着も実はNGです。
面接官が外出先から戻っていなかったり、面接用の部屋が空いていなかったりすると、かえって迷惑をかけてしまいます。
10分以上前に着いた場合は、近くで時間を調整してから行きましょう。
面接に遅刻しそうなときの対応方法
面接時間を間違えたときの対処法
面接当日キャンセルの伝え方【例文あり】
面接本番で緊張しすぎないためにも、事前にシミュレーションをしておきましょう。
ここでは面接当日の流れと、それぞれのシーンごとのポイントやマナーを紹介します。
受付に着いたら「○時から面接のお約束をいただいております○○です」と採用面接で訪問したことを伝えます。
受付がない場合は、入口で周囲の方に聞こえるように呼びかけを。
待合室などの別室に案内された場合は、指示に従って待ちましょう。
時間があるからといって、携帯電話を操作したり、本を読んだりするのはNG。
また、面接前には携帯電話をマナーモードにしておくこともお忘れなく。
面接室に入室してから席につくまでの流れは以下の通りです。
ノックから着席まで！入室マナー徹底解説
カバンの持ち方・置き方
面接中は背筋を伸ばし、笑顔ではきはきと答えましょう。
面接官の質問に回答するときは、あわてて的外れなことを言うよりも、落ち着いて正確に答えることが大切です。
はっきりと大きな声で、相手の目を見ながら話すとあなたの熱意と誠意が伝わります。
きれいな言い回しで話す必要はありませんが、正しい敬語と丁寧な言葉づかいで話すことが大切です。
退室は面接の締めくくりのため、最後まで気を抜かないようにしましょう。
面接終了から退室までの流れは以下の通りです。
面接では、質問の答えだけではなく、話し方やしぐさ、立ち居振る舞いなどすべてが合否を左右します。
あなたの印象をアップする、面接成功のポイントを紹介します。
「はきはき話す」と言っても、なかなか難しいものです。まずは、大きな声で話すことと、語尾まではっきり話すことを意識しましょう。
小さな声でぼそぼそと、語尾が消え入るような話し方では、自信がないように見えてしまいます。
正しい敬語を使うことは大切ですが、そればかり気にしてしまい、しどろもどろになっては逆効果。
丁寧な言葉づかいを心がけ、自信を持って答えましょう。
第一印象は10秒で決まる！好印象な挨拶
間違えやすい敬語マナー
面接官の目を見て話すことは大切ですが、緊張のあまりにらみつけるような印象になってはマイナスです。
介護の仕事には笑顔が不可欠。笑顔と優しい表情を心がけましょう。
また、緊張しているからといって、服のボタンやネクタイ、髪の毛を頻繁にいじったり、貧乏ゆすりをすると落ち着きがないと思われてしまいます。
面接中に足を組むのは言語道断。姿勢を整えて力を抜き、手は軽く膝におきましょう。
面接官の質問に対して的外れなことを言ったり、要点をまとめられずにだらだらと話してしまうのはNG。
例えば「自己紹介をしてください」と言われたのに、自己紹介から脱線して待遇の希望まで話を広げてしまわないように注意しましょう。
面接官は、あなたが質問を正しく理解し、的確に答えられているかどうかも評価しています。
落ち着いて的確に答えることができるよう、事前によくある質問の答えを考えておくと安心です。
面接で気を付けるべき、マナーや受け答えのNG例をまとめました。
うっかりマイナス評価をもらわないためにもチェックしておきましょう。
面接会場の最寄り駅付近には、関係者がいるかもしれないことを意識しておきましょう。
もしかすると採用担当者と会ってしまうかもしれません。
面接会場を出たからといって、急に態度を変えるのはNGです。
面接では、丁寧な言葉づかいや態度を心がけましょう。
面接官が自分より年下だったり、フランクに話しかけられたからといって、くだけた言葉づかいはNGです。
社会人としてのマナーをお忘れなく。
自分をよく見せたい気持ちは分かりますが、ウソの経歴は絶対NG。
事実と違うことやごまかしは面接官にもわかりますし、採用取消しになる場合もあります。
どんなに不満のあった職場でも、悪口を言うのはやめましょう。いつも不満を持っている人・後ろ向きな人だと思われてしまいます。
面接の時はネガティブな言葉ではなく、ボジティブなイメージの言葉を使うようにしましょう。
面接官に質問はないかと聞かれた時、「給料」「休日」「夜勤回数」「福利厚生」など条件面ばかり質問するのはNG。
仕事のことよりも自分の権利ばかり気にする人だと思われてしまうかもしれません。
仕事内容や自分が求められることなどと、バランスよく質問するようにしましょう。
事業所の採用担当者は、面接をどのように見ているのでしょうか？
介護求人ナビ編集部が取材した採用担当者へのインタビュー記事をご紹介します！
●日本エルダリーケアサービス 江川賢さん・岸美江さん
「最低限の身だしなみが整っていない方はNGですね」
●医療法人社団龍岡会総務部 橋本邦三郎さん
「“笑顔”と“あいさつ”がきちんとできる方がいいですね」
●社会福祉法人 すこやか福祉会 中村寛史さん
「変に作ったりせずに、精一杯自分らしさを出してほしいですね」
人のふり見てわがふり直せ。
転職活動での、面接の失敗談事例をご紹介します！
●【転職失敗事例】 「聞いた話と違う！」編 vol.1…介護業界内での転職
●【転職失敗事例】 「聞いた話と違う！」編 vol.2…介護業界内での転職
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