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2024年10月29日

介護事務資格のおすすめ7選!試験内容や難易度、独学のコツを徹底解

介護事務資格のおすすめ7選!試験内容や難易度、独学のコツを徹底解

介護事務の資格にはどんな種類があるのか知りたい方は多いです。介護事務の資格について、種類や試験内容、合格率など解説します。介護業界に興味がある方やキャリアアップしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

≫介護事務の仕事について知りたい方はこちら≪

目次

1 介護事務とは
2 介護事務におすすめの資格7選!試験内容も解説
3 介護事務の資格を独学で取得する3つのコツ
4 介護事務の資格に関するよくある質問
5 介護事務の資格を取って就職・転職を有利に進めましょう

介護事務とは

介護事務とは介護事務は、介護施設のなかでも主に事務作業を担当しています。レセプト作成などの介護報酬請求事務や窓口業務や電話対応をする職業です。

介護事務は無資格・未経験でも就職できますが、資格を取得することでキャリアアップに有利となります。

≫介護事務について詳しくはこちら≪

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介護事務におすすめの資格7選!試験内容も解説

介護事務にはいくつもの民間資格がありますが、なかでも代表的な資格は以下の7つです。

・介護事務認定実務者(R)試験
・ケアクラーク
・介護事務管理士
・介護報酬請求事務技能検定試験
・介護保険事務士
・介護保険事務管理士
・介護管理専門秘書検定資格

介護事務の民間資格は、事務的な知識からコミュニケーション能力に至るまで幅広く見られます。自分に合った視点から勉強ができるものを選び、取得してみてはいかがでしょうか。

それぞれの資格については下記で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

介護事務認定実務者試験|難易度☆☆

介護事務認定実務者試験は、介護事務に関する知識・技能を客観的に判断する試験です。介護保険制度や介護給付に関する知識を身に付けられるため、現職の方はもちろんこれから介護事務を目指す方にも適した資格といえます。

主催団体 全国医療福祉教育協会
受験資格 誰でも受験可能
受験料 一般受験:5,500円(税込)
団体受験:5,000円(税込)
試験内容 ○学科試験全20問(マークシート形式):介護保険制度に関する知識/介護給付に関する知識/介護報酬算定に関する知識/介護給付費明細書に関する知識
○実技試験全2問:介護給付費明細書作成(居宅1例/施設1例)
合格条件 学科・実技ともに60%以上の得点率
合格率 おおむね60~80%

ケアクラーク|難易度☆☆

ケアクラークは、介護報酬請求に関する業務や窓口業務の能力を測る資格です。合格すると、ケアクラークの称号がもらえます。実技試験もあるため、より実践的な資格といえます。

主催団体 日本医療教育財団
受験資格 誰でも受験可能
受験料 7,920円(税込)
試験内容 インターネット試験(個人のパソコンで受験するIBT方式)
○学科試験 50分:介護事務知識/穴埋め・選択式 60問
○実技試験 70分:
介護保険請求実務/穴埋め・〇×選択方式 20問
介護給付費請求額計算/入力方式 2事例
介護報酬明細書作成/穴埋め・選択方式 1事例
合格条件 学科・実技ともに70%以上の得点率
合格率 78.4%

 

≫ケアクラークの資格について詳しくみる≪

介護事務管理士|難易度☆☆

介護事務管理士は、介護報酬請求業務の知識や請求書の発行方法だけでなく、介護保険制度といった法規についても学べる資格です。介護施設における知識や実務を全体的に網羅できます。

主催団体 技能認定振興協会(JSMA)
受験資格 誰でも受験可能
受験料 5,500円(税込)
試験内容 在宅試験
○学科試験全10問(マークシート形式):①法規(介護保険制度、介護報酬の請求についての知識)/②介護請求事務(介護給付単位数の算定、介護報酬明細書の作成、介護用語についての知識)
○実技試験2問:レセプト点検問題 全6問から2問選択
合格条件 学科試験が約80%以上、実技試験が約80%以上
合格率 約70%

 

≫介護事務管理士のことがもっと知りたい方はこちら≪

介護報酬請求事務技能検定試験|難易度☆☆

介護報酬請求事務技能検定試験は、事業所に必要な介護報酬請求業務における知識やスキルが問われます。協会が認定する教育講座や大学等の学校単位での受験だけでなく、個人での受験も可能です。

主催団体 日本医療事務協会
受験資格 ○日本医療事務協会が認定する介護事務講座を修了した者
○受験申請のあった高校・専門学校・短期大学・大学等
○受験申請のあった一般受験申込み者
受験料 6,600円(税込)
試験内容 ○学科試験全25問:介護保険制度のしくみ/給付管理業務の実際/他制度との関係/介護報酬/居宅サービス(サービスコード表含む)/居宅介護支援/施設サービス(サービスコード表含む)/地域密着型サービス
○実技試験全3問:介護給付費明細書作成
合格条件 問題の総得点の70%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点率
合格率 80.1%

介護保険事務士|難易度-

介護保険事務士は、介護報酬請求業務や介護保険の知識が身につけられる資格です。取得することで介護事務の仕事を担当できます。上級資格は「介護保険事務士上級認定資格」です。

主催団体 つしま医療福祉研究財団
受験資格 財団の指定校で介護保険事務士養成講座を受講した者
受験料 -
試験内容 ○学科試験全15問(マークシート形式):介護保険制度全般
○実務試験全3問:介護給付費請求の実務
合格条件 -
合格率 -

介護保険事務管理士|難易度-

介護保険事務管理士は、主に実技能力が問われ、より実践的なスキルが身に付く資格です。介護保険事務士と似ていますが主催団体などが違い、介護施設の経営に関わる知識も問われます。

主催団体 日本病院管理教育協会
受験資格 教育指定校で研修を受けた者
受験料 6,500円(税込)
試験内容 ○学科試験(マークシート形式)全10問
○実技試験全3問:介護給付費明細書の作成/点検
合格条件 70%以上の得点率
合格率 -

介事管理専門秘書検定|難易度-

介事管理専門秘書検定は、介護報酬請求業務の他に入居者・家族・事業所スタッフへのメンタルケアができるようになります。ケアマネジャーのサポートも行えるようになるため、業務の幅が広い資格です。

主催団体 日本能力開発推進協会
受験資格 認定教育機関実施の履修カリキュラムを修了した者
受験料 5,600円(税込)
試験内容 在宅試験:介護保険制度/介護報酬請求/介護に関する知識/メンタルケア
合格条件 70%以上の得点率
合格率 -

 

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介護事務の資格を独学で取得する3つのコツ

介護事務の資格を独学で取得する3つのコツ学校に行ったり働いたりしながら資格勉強をする時間を確保することはなかなか難しいものです。介護事務の資格を独学で取得するコツを3つ紹介しますので、勉強する際の参考にしてみてください。

1つのテキストを繰り返す

何種類もの試験問題に対応しようと、テキストを何冊も用意していませんか?実は、資格を取得するための勉強は1つのテキストだけで十分です。重要なポイントはどのテキストでも同じように載せられています。

また、資格勉強においては1つのテキストを何度もやり直す反復演習が要です。間違えた問題はもちろん、基礎から応用に至るまで何周も演習しましょう。その際、回答に詳しい解説が付いているテキストがおすすめです。周回する度に知識が深まります。

過去問を解く

過去問は実際に試験に出た問題です。問われる知識の内容を知ることで出題の傾向が掴みやすくなるため、積極的に演習しましょう。少なくとも過去3回から5回分を入手しておくことで、近年の傾向が掴めます。

最新の過去問はやらずに最後までとっておくのがおすすめです。試験本番の確認用として使うことで、自身で模擬試験ができます。緊張感に慣れるためにも活用してみてください。

完璧を目指さない

深く理解しようとして完璧を目指してはいませんか?満点を目指すと膨大な勉強時間が必要になります。試験の合格条件を確認し、まずは合格ラインを超えることを目指しましょう。

大切なのは試験の点数ではなく、身に付けた知識を実践で活用することです。「満点」や「合格ライン」ではなく、知識やスキルのレベルアップを目的としています。目先の数字に囚われず、実践で使うことを意識した勉強をしましょう。

 

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介護事務の資格に関するよくある質問

介護事務の資格についてよくある質問をまとめました。不安や疑問を解消し、資格取得を目指してみてください。

Q.介護事務に国家資格はある?

A.介護事務に国家資格はありません。取得できる資格は、すべて民間団体や企業によって認定される民間資格となっています。

民間資格は国家資格と比べて難易度が低いため、誰でも挑戦しやすい資格です。資格としての効力はしっかりと持っているため、就職や転職に有利に働きます。

Q.どの資格を取ったらいい?

A.資格ごとに受験資格や試験内容、費用、合格率が異なります。自分の目的に合った資格を取得しましょう。

お手軽さを求めるのであれば費用を重視したり、確実に取得したいのであれば合格率を重視したりと、指標を決めて選んでみると良いかもしれません。

 

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介護事務の資格を取って就職・転職を有利に進めましょう

介護事務にはたくさんの資格があり、それぞれ受験資格や難易度が異なります。自身の目的に合った資格を取得することで、介護事務に関する知識が深まるでしょう。さらに、責任ある仕事を担当できたり転職が有利になったりと、活動の幅が広がります。

介護求人ナビでは勤務形態や待遇から、介護事務の仕事を探せます。資格取得者を歓迎する施設も多数掲載しているので、希望条件に合った求人が見つかるかもしれません。介護事務の仕事をお探しであれば、ぜひご利用ください。

 

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著者:介護求人ナビ編集部

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