求人に応募してから書類審査通過や採用の合否連絡が来ないと不安ですよね。
多くの場合、1週間前後で連絡が来ますが、1週間過ぎると進捗の分からない状況に焦りを感じる方も少なくありません。
「応募したけど返事が来ないから諦めようかな」
「いつまで待てば良いのかわからない」
「問い合わせや催促は失礼になる?」
そんな悩みを解決するために、本記事では応募した会社から返信が来ない場合の対応方法やポイントについて解説していきます!
応募した会社からの連絡はいつまで待てばいい?
応募した後、通常の流れとして、採用試験の案内や採用合否の連絡が届きます。
この連絡については会社によって様々な事情があるので、一概に「◯日で返信が返ってくる」とは言えません。
実際の応募画面の注意書きとして「通常2、3日以内にご連絡します」「1週間以上連絡がない場合はご連絡ください」と具体的に日にちを書いて案内している場合もあれば、「ご連絡を差し上げますのでしばらくお待ちください」と漠然と書いてあることもあります。
具体的な日にちが書いてある場合には
「提示されている日にち+3日程度」を超えても連絡が来なければ、問い合わせをしてもよいでしょう。
注意書きも特になく、
2週間以上連絡が来ない場合には何らかのトラブルが発生している可能性があるので問い合わせを検討しましょう。
返事が来ないことに慌ててしまい、焦って連絡してしまうと会社からの印象が悪くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
連絡が遅いと不採用?
応募先からの返信が遅いと「自分は不採用なのではないか」と不安になってしまいますよね。
しかし結論から言うと、
返信までの期間と採用合否の関係性はありません。
応募後に内容を確認し、すぐに不採用と判断されることもあれば、何かしらの検討をしているため連絡が遅いということもあります。
また、近年は無連絡で不採用とすることはビジネスコンプライアンスの観点から良くないということで、
まったく連絡がないまま不採用というケースは減ってきています。
「採用の場合のみ連絡致します」などの注意書きがない場合は、大体連絡が来るので気長に待つようにしましょう。
応募した会社からの連絡が遅れる理由
「なぜ返事が返ってこないのか」と疑問に感じている方のために、応募した会社からの連絡が遅れる理由について紹介していきます。
◆「応募後の連絡遅れ」でよくある理由
・採用担当者が他の業務(介護現場)を並行して行っている
・連休や年末年始、年度末など応募先の繁忙期を挟んでいる
・応募数が多くて選考に時間がかかっている
・書類の最終選考まで残っているから不合格の通知が来ない
・募集終了期限まで時間があり、その後に選考を開始する予定となっている
特に介護現場では専任の人事・採用担当者がおらず、施設長や管理者などが対応している場合が多いです。
そのため、日々の業務が立て込んでしまっていたり、入居者・利用者に不測の事態が発生してしまったりすると、応募後の返事が遅い可能性は充分にありえます。
応募した会社から連絡がない時にまずチェック!
応募先の会社・事業所に問い合わせをする際には、焦らずにまず下記のことをチェックしましょう。
①求人情報を再度確認する
(合格者のみに連絡する、2週間前後で返答する、などの注意書きが記載されている場合があります)
②本当に応募が完了しているかどうか
(応募後のお礼メールが届いているかなど)
③応募時に提示した自身の連絡先の記入ミスがないか
④メール受信設定による受信拒否が起きていないか
(迷惑メールフォルダーもチェック!)
上記に問題がなければ、問い合わせしてみるのもいいでしょう。
確認方法は、通常
メールか電話で行います。しかし、いきなり電話で問い合わせをすると、先方にとってタイミングが悪い場合があります。
まずはメールで問い合わせをするのが一般的です。
求人情報が記載されているページにあるメールアドレスに問い合わせるようにしましょう。
応募先への問い合わせメール例文
それでは、実際に問い合わせをする際のメールの例文やマナーについて紹介します。
件名
選考結果の件について【氏名××××】
(本文例1)
株式会社〇〇〇〇
採用担当 〇〇〇〇様
△月〇日に転職サイト■■から応募致しました××××と申します。
選考結果について、お返事をいただける時期や目安を教えた頂きたくご連絡致しました。
ご多忙の中恐縮ではありますが、ご確認の程よろしくお願いします。
氏名 ××××
電話番号 ○○○-○○○-○○○○
メールアドレス ○○○@○○○
件名
選考結果の件について【氏名××××】
(本文例2)
株式会社〇〇〇〇
採用担当 〇〇〇〇様
△月〇日に転職サイト■■から応募致しました××××と申します。
私が応募した内容は届いておりますでしょうか。
もし確認できておりませんようでしたら、再度こちらから送信させて頂きたく思います。
ご多忙の中、お手数をお掛けしますが、ご確認・ご連絡をお願い致します。
氏名 ××××
電話番号 ○○○-○○○-○○○○
メールアドレス ○○○@○○○
メールを送る際の注意点は、
すぐに内容がわかるような件名を記入していること、
氏名や連絡先、応募した日付が明記されていることです。
たとえ先方の確認ミスへの問い合わせだとしても、求職者から急かされるのは気持ちの良いものではありません。
あくまで確認をするためのメールであることを意識して、言葉選びは慎重に行いましょう。
些細な文脈や正しい敬語、先方を労う一言が添えてあるだけで印象はまったく異なります。
イメージアップにつながるようなメールを送信し、就職を有利に進めるように働きかけましょう。
問い合わせメール送信のコツと注意点
応募先にメールで問い合わせをする際には、
できるだけ日勤帯の時間(9時〜17時前後)にメールを送信するようにしましょう。
比較的業務が落ち着いているであろう時間帯に問い合わせると、素早い返答につながります。
11時から13時などの昼食時間や、16時前後の勤務交代時間などは避けるようにしましょう。
さらなるトラブルを予防するためにも、
送ったメールは保管しておくことが大切です。
何かあった際に読み返すことができるように保管しておいてください。
最後に、メールでの問い合わせから1週間以上返答がない場合には、電話での問い合わせを検討してみるのもいいでしょう。
まとめ
本記事では「応募後の返事がない時の対処法」についてまとめました。
転職や就職を急いでいる場合や、他会社からの内定受諾の兼ね合いなどがある際には特に不安が強くなる場合もあります。
そんな時には、今回ご紹介した方法で対応してみてください。
採用の合否を待つのが不安、という人は、連絡を待つ間に別の求人と比較・応募するのも1つの手ですよ。
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