自己PR文は、採用担当者の視点を意識して具体的な内容にしましょう。そうすることで採用担当者は、あなたを採用することのメリットを具体的にイメージすることができます。
ここでは、日勤のみ、夜勤専門、残業なしなど、勤務時間帯や曜日で職場を選んだときの、自己PRの記入例をご紹介。自分の状況に近い文例をアレンジして、あなたらしい自己PRを作ってみましょう!
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注意:「貴社」と「御社」の使い分けについて
履歴書等に書く場合は「貴社」、面接等で話す時は「御社」と言うのが正しい表現です。また、どのような法人であるかによっても使い分けがあります。一般企業の場合は貴社(もしくは御社)、社会福祉法人や医療法人の場合は貴法人(御法人)としましょう。
例文1. <日勤のみ>子育てと両立できる日勤の介護職に転職したい人のケース
現在は近所のスーパーでパート勤務をしています。常連の認知症を持つお客様が、ヘルパーや家族の支えのもとで変わらない生活をされているのを身近で見て、介護の仕事に魅力を感じました。高齢者の方とのコミュニケーションは得意で、短期間ですが祖母を在宅介護した経験もあります。日勤のみのシフトならば子育て中でも働きやすく、貴社に貢献できると考えています。
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例文2. <夜勤専門>介護は未経験だが、夜勤の勤務スタイルが向いている人のケース
前職は居酒屋に勤務し、店長の下でアルバイトのシフト管理や教育にも携わってきました。人と関わる仕事が大好きで、どの年代の人ともすぐに打ち解けることができるのが強みです。夜間に働く生活リズムもできているので、夜勤専従の介護職として力を発揮できると考えています。貴社には、未経験者でも慣れるまでの手厚いフォロー体制があると聞き、挑戦したいと思いました。
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例文3. <残業なし>派遣スタッフの形で、残業なしで働きたい人のケース
前職はデイサービスに勤務しており、委員会活動が盛んでした。私もそうした活動は好きで、特にイベント準備委員会の中心メンバーとして積極的に取り組みました。しかし、結婚して家事との両立が必要になり、今後は、時間限定の契約社員としての勤務を希望しています。その場合でも、今まで学んだ経験を活かして、可能な限りイベント企画や委員会活動のサポートなどもできればと思っています。
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例文4. <土日休み>土日は高齢者へのボランティア活動をしたい人のケース
学生時代からボランティア活動に力を入れており、近くの老人ホームでお年寄りと体操をしたり、足湯や手指のマッサージなどを行ってきました。そこで接する一人ひとりの笑顔が、私の介護職としての原点です。それを今後も大切にしていきたいと思っています。貴社のように選べるシフト制ならば、週末はボランティア活動に専念できます。そこでの経験を現場に活かすことで、貴社に貢献したいと考えています。
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例文5. <土日のみ勤務>Wワークで週末だけ介護施設の仕事に就きたい人のケース
祖父母と一緒に育ったことから、高齢者の役に立つ仕事がしたいと思い、過去にヘルパー2級の資格を取得しました。転職の機会がないまま今に至っていましたが、近くに貴社の老人ホームができたのをきっかけに、まず、Wワークで土日だけ仕事をさせていてただけないかと思い、志望しました。介護の仕事で自分がやっていけることが確信できれば、平日の事務の仕事は退職し、介護に専念したいと思っています。
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例文6. <日勤のみ>年齢的に夜勤がキツクなり、昼間だけの勤務を選びたいケース
介護の仕事はやりがいがあり、一生の仕事と考えています。介護のスキルには自信がありますが、残念ながら夜勤は、年齢的に厳しくなってきました。管理者やケアマネジャーをめざす道もありますが、私自身は現場の仕事が好きです。そこで、日勤のみの働き方で今後も長く現場の仕事に携わっていきたいと思い、そうした選択肢が用意されている貴社を志望しました。
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例文7. <残業なし>仕事のあとの時間を勉強に使いたい人のケース
施設の介護職を続けるなかで、基本的な介護のスキルだけでなく、もっと幅広く知識を身につけたいと思うようになりました。認知症ケア、看取り、嚥下障害など、勉強したいことはたくさんあり、セミナーや勉強会などにも積極的に足を運びたいことから、残業のない働き方を志望しました。学んだことをどんどん職場に還元し、お役に立ちたいと思っています。
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例文8. <土日休み>接客業の経験を活かし、平日勤務のデイサービスへ転職したい人のケース
人と接するのが好きなので、ずっと接客業に従事してきました。しかし土日に休めないため、土日休みの夫とスケジュールが合わず、家族全員で過ごす時間がなかなかつくれません。そこで平日のみ勤務のデイサービスへの転職を志望しました。前職の飲食店では、お客様が求めることを的確にキャッチし、喜んでいただけるサービスの提供に徹してきました。貴社においても、そのスキルと経験を活かしたいと思っています。
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例文9. <日勤のみ>日勤のみで、夜間は自分の勉強に使いたい人のケース
20代の頃に老人ホームに3年間勤務しましたが、当時は介護のやりがいを深く理解できず、メーカーの営業職に転職しました。その後、営業の仕事を通して、人に「ありがとう」と言っていただける喜びに気づき、今になって介護職のやりがいを再認識しています。気持ちを新たに、介護職を極めたいと思い、夜間は視野を広げるための業界交流会や、勉強に使いたいと考えています。そのため、日勤のみのシフトを希望しています。
例文10. <残業なし>家事と両立できる範囲で働くため、派遣を選んだ人のケース
長年、専業主婦をしてきましたが、ニュースなどで介護の必要性を感じ、社会に出て役に立ちたいと思うようになりました。近所づきあいやママ友との交流を通じてコミュニケーション力を磨いてきましたし、ベテラン主婦として、短時間に仕事を効率よくこなすスキルには自信があります。家事との両立から予定外の残業は避けたいという事情があり、派遣ヘルパーという形を選びました。
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