自己PR文は、採用担当者の視点を意識して具体的な内容にしましょう。
このページでは、介護事務(ケアクラーク)や調理スタッフ、介護タクシーなど、介護周辺の職種に転職したい方向けに、自己PRの記入例をご紹介。
自分の状況に近い文例をアレンジして、あなたらしい自己PRを作ってみましょう!
→志望動機や自己PRの「基本の書き方」はこちら
注意:「貴社」と「御社」の使い分けについて
履歴書等に書く場合は「貴社」、面接等で話す時は「御社」と言うのが正しい表現です。
また、どのような法人であるかによっても使い分けがあります。一般企業の場合は貴社(もしくは御社)、社会福祉法人や医療法人の場合は貴法人(御法人)としましょう。
例文1.<介護事務(ケアクラーク)>事務のスペシャリストとして即戦力をアピールしたい人のケース
事務系一筋で15年のキャリアがあり、即戦力として貴社に貢献できると思っています。エクセル、ワード、パワーポイントを使いこなせます。大学時代に簿記の資格も取得しているので、数字にも強いと自負しています。
事務手続きに責任を持つのは当然ですが、利用者様を支えるスタッフの一員であるという意識を常に持ち、施設全体に目配りしたいと思っています。
例文2.<介護事務(ケアクラーク)>介護事務(ケアクラーク)は未経験だが、接遇のスキルを活かしたい人のケース
企業の受付業務に5年間携わりました。介護事務の仕事は未経験ですが、接遇やコミュニケーションには自信があります。面会や見学にいらっしゃったご家族等との応対や電話対応なども、介護事務の仕事の一部だと伺っています。
前職で身につけたスキルを活かし、大切な方を施設に預けるご家族の気持ちにより添い、安心をお届けしたいと思っています。
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例文3.<調理>ソフト食の開発経験を活かしたい人のケース
食品業界で高齢者向けのソフト食や医療食の開発に携わった経験があります。その際、噛む力や飲み下す力が弱くなった方でもおいしく食べられるよう食材や調理法を工夫し、見た目の美味しさにもこだわりました。
その経験を介護の現場で活かしたいと考えています。献立を工夫し、利用者様がいつまでも食べる楽しさを味わえるようにお手伝いしたいと思っています。
例文4.<調理助手>母を介護したときの調理経験を活かしたい人のケース
母を自宅で介護した経験があります。その際、食材の刻み方や味付けなどを本で調べ、自分なりに工夫して料理を作りました。美味しく見える盛りつけや食器にも心を配りました。
母を介護したときの気持ちを忘れずに、そのときの経験をぜひ仕事に活かしたいと思います。利用者様が笑顔になる食事作りのために、厨房スタッフの一員として精一杯頑張ります。
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例文5.<送迎ドライバー>送迎経験や中型二種免許を活かしたい人のケース
子どもが所属している少年野球チームの送迎を5年以上やっていましたので、安全運転には自信があります。利用者様の送迎も責任を持って担当します。中型二種免許も持っているので、即戦力としてお役に立てると考えています。
定年を迎えた私には、介護は他人事ではありません。送迎ドライバーとして、高齢者の方たちのお役に立てると思うと非常にやりがいを感じます。
例文6.<送迎ドライバー>利用者の気持ちに寄り添い、安全運転をアピールしたいケース
前職のときに配達の仕事をしていたので、ミニバンの運転には慣れています。日頃から安全運転を心がけており、ゴールド免許です。亡くなった母がデイサービスを利用していましたから、迎えの車を楽しみに待っていらっしゃる利用者様の気持ちがよくわかります。
安心して利用していただけるよう、ドライバーの仕事をしっかり務めたいと思っています。
例文7.<介護タクシー>タクシー運転手の経験を活かしたい人のケース
タクシー運転手歴30年です。短い時間でもお客様に気持ちよく乗っていただけるよう、心を込めた会話に努めてきました。運転も、人と接するのも好きで、運転手は天職だと思っています。
介護実務の経験はありませんが、介護タクシーの必要性を実感し、介護職員初任者研修は修了しました。運転手の経験と資格を活かして、貴社で貢献したいと思っています。
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例文8.<福祉用具専門相談員>介護の実務経験を福祉用具相談員として活かしたい人のケース
介護老人保健施設での5年間の介護実務を通して、歩行器や車椅子などの福祉用具が利用者様の自立をどのように支えるかを間近に見てきました。
訪問介護での福祉用具相談員をめざすにあたっては、ケアマネジャーやご家族、福祉用具メーカーと連携する力が必要だと考えています。これまで福祉用具を使う場面をたくさん経験してきたことがお役に立つと思います。
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例文9.<福祉用具専門相談員>住宅リフォームの知識を福祉用具の提案営業に活かしたい人のケース
住宅リフォーム会社で営業として10年間勤務しました。そのなかで、高齢者の方の自立した生活を支える仕事の重要さを痛感したことから、福祉住環境コーディネーター2級の資格を取得しました。そのほかに、福祉用具専門相談員の資格も得ています。
福祉用具をお使いになるお客様に適切なアドバイスをする相談員として、これまでの経験や知識が武器になると思っています。
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例文10.<清掃>ボランティアの清掃活動を通じて、人の役に立つ喜びを実感した人のケース
ホテルの客室清掃の経験が2年間あります。昨年、災害ボランティアの清掃活動を通し、清潔であることがいかに重要かを感じ、人の役に立つ喜びを実感しました。それ以来、誰も見ていなくても、心を込めて清掃の仕事に取り組んできました。その自負が私の武器です。
介護施設は衛生管理が特に重要な場所ですから、誠心誠意、清掃業務に取り組みたいと思います。
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