自己PRは、採用担当者の視点を意識し、できるだけ具体的な内容を記入することが大切です。
このページでは、民間企業や社会福祉法人、社会福祉協議会、NPOなど、転職を希望する事業者の法人格別に自己PRの例文をご紹介。
募集職種は同じでも、経営する事業者の法人格によって、働き方も施設の雰囲気も異なってきます。
自分の状況に近い文例をアレンジして、あなたらしい自己PRを作ってみましょう!
→法人格別の志望動機例文はこちら
→志望動機や自己PRの「基本の書き方」はこちら
注意:「貴社」と「御社」の使い分けについて
履歴書等に書く場合は「貴社」、面接等で話す時は「御社」と言うのが正しい表現です。
また、どのような法人であるかによっても使い分けがあります。
一般企業の場合は貴社(もしくは御社)、社会福祉法人や医療法人の場合は貴法人(御法人)としましょう。
例文1.<大手企業への転職>事業展開に積極的な企業で即戦力をアピールするケース
貴社と同じく、介護業界を牽引する大手企業の有料老人ホームに9年間勤めました。
現場の介護職として3年間勤務した後、フロアリーダーを任され、2つの施設のオープニングも体験。
介護技術の確かさが認められて新人教育を任されたほか、20名のスタッフを取りまとめる任も果たしました。
積極的な事業展開を図られている貴社において、即戦力として貢献できると考えています。
例文2.<地元企業への転職>Uターンし、地元大手企業に転職を希望するケース
福祉系専門学校を卒業し、東京の特別養護老人ホームや24時間巡回型の訪問介護で勤務。
そのなかで認知症ケアを学び、看取りも経験しました。
今後は、大好きな地元でこれらの経験を活かし、住み慣れた地域でお年寄りが安心して暮らすサポートをしたいと思いUターンを決めました。
貴社がオープン予定の小規模多機能型居宅介護で、貢献できればと思います。
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例文3.<企業理念に共感し転職>理念に共感し、転職したいという人のケース
現在の有料老人ホームに勤めて3年。
仕事にも慣れ、職場の和気あいあいとした雰囲気に居心地の良さも感じています。
しかし、理想の介護について施設内で話し合うような機会はなく、少し残念に思っていました。
そんなとき、貴社の理事長がセミナーで語った“寄り添う心”という理念に強く共感し、ぜひ貴社で働きたいと思いました。
例文4.<介護のベンチャー企業への転職>積極的にキャリアアップをめざしたい人のケース
介護職として、5年のキャリアがあり、介護福祉士の資格を取得しました。
また、嚥下障害や胃ろうなど医療的な知識も独学で勉強し、レベルアップに努めています。
貴社は急成長中の企業であり、現場の意見をどんどん経営に反映させると伺いました。
またスキルや成果を正当に評価する人事システムも素晴らしいと思います。
貴社のようなやりがいのある職場で、自分も成長し貢献していければと思います。
例文5.<介護関連企業への転職>福祉用具レンタル事業で在宅介護をサポートしたい人のケース
訪問介護に携わって8年になります。
適切な福祉用具を使うだけで、利用者様やご家族の負担が劇的に軽くなり、在宅介護が快適になったケースをいくつも見てきました。
貴社が運営する福祉用具レンタル事業所では、私が現場で培った経験や知識を活かせると思います。
最期まで自宅で暮らしたいと願う人たちの生活を良くするための提案をしていきたいと思っています。
例文6.<社会福祉法人への転職>複数の施設を運営する法人で経験を活かしたい人のケース
医療法人が運営する訪問介護事業者で登録ヘルパーとして3年勤務。
その後、地元の社会福祉法人に就職し、2つの特別養護老人ホームで介護職として6年、生活相談員として2年勤務しました。
複数の施設・職種を経験することで、多面的な見方ができるようになりました。
貴法人は多くの事業所を運営されており、私の経験をさまざまな形で活かせると思い、応募させていただきました。
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例文7.<社会福祉法人への転職>理念に共感できる事業所を選びたい人のケース
これまで有料老人ホームとグループホームで介護職を務めました。
そこで、ご利用者様が“できること”を奪わず、“できること”を増やすケアの大切さを実感しました。
貴法人は「ご利用者様本位」を理念の第一に掲げ、食事の工夫やトイレの誘導など、きめ細かな自立支援のための取り組みを行っています。
その理念に共感し、ぜひスタッフの一員としてお役に立ちたいと思いました。
例文8.<医療法人への転職>資格を活かし医療との連携に貢献したい人のケース
要介護度の高い入居者様のケアを担当するなかで、介護職も医療に関する知識を身につける必要性を実感しています。
認知症ケア専門士資格を取得し、たんの吸引等の研修も修了しました。
貴施設では、グループ内の病院や訪問看護ステーションと連携し、医療依存度の高い方も受け入れていることを知りました。
ぜひ自分の資格や知識を活かし、医療と介護の連携に貢献したいと思います。
例文9.<社会福祉協議会への転職>介護を通して地域を支えたい人のケース
ケアマネジャーとして地域のお年寄りやご家族と関わるなかで、サポートを必要とする人たちがまだまだ大勢いることを実感しました。
そこで、地域の在宅サービスをトータルに支える社会福祉協議会の活動に興味を持ちました。
公務員として行政に携わった経験もあり、地域を支える仕事は自分に向いていると思います。
これまでの経験を活かし、貴会の活動の一翼を担いたいと思います。
例文10.<NPOへの転職>認知症に関する取り組みに共感したケース
グループホームに3年間勤務していました。認知症ケアについては社内外の研修を受けるなど、積極的に学んできました。
貴法人は認知症の情報交換ができる場を提供するなどユニークな取り組みをされていて、とても有意義な活動だと感じました。
一緒にチャレンジさせていただければ、介護職の立場からお役に立てることもたくさんあると思います。
●○● 自己PRでの、悔しい失敗談 ●○●
人のふり見てわがふり直せ。
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