パソコンやスマホを使って、求人情報を探したり、実際に応募したり。インターネットでの転職活動は、今ではすっかり当たり前になりました。
手軽に利用できる転職サイトですが、慣れないWEB応募などで、うっかりミスやマナー違反をしてしまう人も続出しています。ここでは、インターネットでの転職活動の失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉応募フォームの自己PR・質問欄に何も書かずに応募
25歳/女性/まゆ
応募フォームの中に自己PRや質問を書く欄があったのですが、必須にはなっていなかったし、特に事業者に質問も無かったので、空欄のまま応募してしまいました。書きたい人だけ記入する欄だと思うので、特に必要なければこの欄は書かなくても問題ないんですよね?
《アドバイス》
まず最初に人事の人が目にするのがこの応募フォームです。つまり応募フォームに書かれている内容があなたの第一印象になります。応募フォームを記入する時点から、選考が始まっていると言ってもいいでしょう。そこに空欄があることは、この人は本当にここで働こうという気持ちがあるのかな?と思われてしまう可能性もあります。また、自己PR欄はせっかくのアピールの場。入力することで、持っているスキルやあなたの熱意を伝える手段となります。質問欄は必要がなければ記入しなくても構いませんが、自己PRは書くようにしましょう。
「介護求人ナビ」の応募求人フォームには、以下の項目があります。
<必須項目> 氏名(漢字・フリガナ)、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス
<任意項目> 取得資格、自己PR・質問
求人サイトの応募フォームは、会員登録やアンケートではありません。応募フォームの項目のすべてを事業者が必要な情報として求めています。
・必須項目=書かなければ応募フォームを送信できない(物理的に応募ができない)情報
・任意項目=書いてほしい情報
任意項目だから書かなくても大丈夫ということではありません。
●「自己PR・志望動機、何を書けばいい?」をいう方は…こちらを参考にしてください。
〈事例2〉記入の途中だったのに、うっかり誤送信してしまった!
32歳/男性/とおる
応募フォームに記入した後、本当は修正したい箇所があったのに、間違って応募ボタンを押してしまいました。一度送られてしまった内容は、もう取り消すことができないのでしょうか?
《アドバイス》
インターネット上ではクリックひとつで重大なミスにつながることがあります。一度相手に送られた内容は取り消すことができません。今回のミスを教訓に、送信前に何度も確認して、慎重にクリックすることを習慣づけましょう。
連絡先の誤りなどどうしても訂正しなければならないミスをおかした場合は、放置せず正しい内容を記入したものを再送信し、担当者に連絡しましょう。
ミスした後の対処を正しく行えば、担当者もちゃんと理解してくれますし、その対処次第では、むしろイメージがアップすることもあります。
〈事例3〉所持資格の入力ミスに気づかずに応募フォームを送信
26歳/女性/るみ
ネット応募の際、所持している資格をチェックする欄がありました。正しくチェックを入れたつもりだったんですが、持っている資格とは違う欄にチェックを入れてしまっていたようで…。後日、面接で聞かれるまで気がつきませんでした。
《アドバイス》
応募フォームには、自分で文字を入力する欄と、チェックリストの中から選択する欄があります。(介護求人ナビの応募求人フォームには取得資格にチェックを入れる欄があります)
自分で文字入力をしていく欄は、入力後に誤字脱字がないかなどしっかり確認することが多いのですが、意外と見落としがちなのがチェックを入れる欄です。ここで間違えった場所にチェックを入れてしまったり、チェックを入れ忘れてしまったりすると、正しく意図が伝わりません。それが、不採用へと繋がってしまうこともあります。
「パソコンやスマホの操作に慣れているから大丈夫。間違えるはずはない」と思っていても、マウスの操作ミス、スマホのタッチミスは起こります。「介護求人ナビ」の場合は、応募フォームに記入後、応募前に確認画面が表示されます。ここで全項目を必ず確認して、応募ボタンを押すようにしましょう。また面接前には、応募履歴を確認し、応募内容を再度確認するようにしましょう。
●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●
介護求人ナビの求人数は業界最大級! エリア・職種・事業所の種類など、さまざまな条件で検索できます