「介護業界は人手不足」といっても、採用担当者の目はシビア。 転職活動のちょっとした思い違いやうっかりミスで、入社のチャンスを逃している人も多いのではないでしょうか?
ここでは、転職活動の失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。「あの時こうしていれば…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉一方的に自分をアピール。20分間の熱弁は逆効果だった
42歳/男性/前田
面接で職歴について聞かれた時、自分をアピールしたい気持ちが強すぎて、ついつい話し込んでしまい、気がついたら20分以上、一方的に話していました…。さすがに面接官もあきれ顔。もっと簡潔にまとめて話せばよかったと反省しましたが、後悔先に立たずでした。
《アドバイス》
職歴が長い人やアピールしたいポイントがたくさんあると、つい話が長くなってしまいがちですが、長々とした話はマイナスです。面接は弁論大会ではなく、会話のキャッチボールをする場。一つの質問に対する答えは、3〜5分以内におさまるように気をつけましょう。
また、伝えたいことが多いからといって何でも話してしまうと、あなた自身のアピールポイントがぼやけてしまい、逆効果です。
自分が言いたいことを一方的に言うのではなく、応募先が求めているスキルは何かを考えて話すように心がけましょう。
〈事例2〉30分前の訪問は、さすがに非常識だったみたい…
31歳/女性/ジュンコ
気合いを入れて早めに家を出たら、面接の30分前に到着。時間をつぶすのも面倒だったし、早い方がいいだろうと思って訪問したら驚かれてしまって。外出していた面接官が急いで戻ってきて、早めに面接を始めてもらいましたが…どうやら迷惑をかけてしまったみたい。
《アドバイス》
応募先の事業者にも予定がありますから、早すぎる訪問は相手の迷惑になります。また、その理由が「早く着いたから」「時間をつぶすのが面倒だったから」では、自分勝手な人だと思われても仕方ないでしょう。
面接時間の5〜10分前くらいに訪問するようにしましょう。
もしも早く着いてしまった時は、近くの喫茶店やカフェなどで、面接のシミュレーションをしながら待つようにしましょう。
〈事例3〉こちらから質問し過ぎるのもダメなのね
20歳/女性/マリ
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたので、お給料のことやお休みのことなど、どんどん質問したんです。いろいろ質問した方が熱心だと思われると思ったんだけど、最後に「あなたの転職の目的は何ですか?」と逆に聞かれてしまって。失敗でした…。
《アドバイス》
面接で何も質問しないと志望動機が低いと思われがちですが、だからといって待遇面の質問ばかりするのはマイナスです。特に「離職率」「残業時間」「給与」「休日」「福利厚生」に関する質問ばかりすると、「自分のメリットだけを考えている」と思われてしまいます。
気になることは、転職するにあたって、どうしても譲れないポイントに絞って聞くようにしましょう。また質問する際は「家庭との両立のため」など、その質問にこだわる理由を具体的に伝えるようにしましょう。
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