「介護業界は人手不足」といっても、採用担当者の目はシビア。 転職活動のちょっとした思い違いやうっかりミスで、入社のチャンスを逃している人も多いのではないでしょうか?
ここでは、転職活動の失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。「あの時こうしていれば…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉手軽に済ませたペナルティは思ったより大きかった
35歳/女性/ノエル
手頃な用紙や筆記用具が手元になかったのでノートに鉛筆で書いた職務経歴書を提出しました。内容がちゃんとしていればいいと思ったのですが、職務経歴書を渡した時、採用担当者の方から「小学生の作文みたいですね…」と言われてしまって。反省しても、後の祭りでした。
《アドバイス》
手軽だからと、ノートを破いた紙に職務経歴書を書く人もいるようですが、これは絶対NGです。 手近にあるもので簡単に済ませたことは一目瞭然ですし、採用担当者から「転職活動を軽く考えている人だ」と思われてしまいます。手書きの場合は、市販の職務経歴書などを使った方が無難です。 また、鉛筆書きもNG。社会人としてマナーがない人だと思われてしまいます。必ず黒のボールペンか万年筆で記入し、書き間違えた時は訂正せず、最初から書き直しましょう。
●「職務経歴書のフォーマット」をこちらからダウンロードできます。
〈事例2〉自分をアピールしたい気持ちが、空回りに…
39歳/男性/一太郎
知識や経験が豊富なことが自分のアピールポイント。とにかく自分を知ってもらいたい!!と思って一生懸命書いたら、職務経歴書がA4の用紙8枚の超大作に。自信満々で提出したけど、採用担当者の反応はイマイチで…。さすがにちょっと長過ぎたのかなあ。
《アドバイス》
ボリュームのありすぎる職務経歴書は、強調したいスキルや経験がかすんでしまうため、逆効果です。 A4サイズの用紙で1〜2枚、多くても3枚程度にまとめるようにしましょう。 「応募している仕事に関係ない経歴をだらだらと書かない」「項目を整理する」「箇条書きにする」など、簡潔に書くことが、コンパクトにまとめるコツです。 例えば、業務内容は「○○に配属」「○○に従事」など原則として体言止めにし、無理に長い文章にせず、短い文章でまとめると読みやすくなります。
●職務経歴書の実例とともに、こちらで書き方を詳しく紹介しています。
〈事例3〉「読みやすさ」にも気を配らなきゃダメだったのかと反省
31歳/男性/マコト
パソコンで職務経歴書を作ったんです。まとめかたがよくわからず、手紙のような感じになってしまいました。だらだらと文字を入力しただけで、自分でも、文字が小さく、見づらいものになってしまった…と反省。でも、どう直せばよいかわからず、そのまま提出しました。面接官の方も読みづらかったようで、面接があまりスムーズに進まず、私自身、必要以上に緊張してしまいました。
《アドバイス》
A4サイズの用紙にびっちりとつまったレイアウトや小さな文字、行間がつまった文章は、読みづらいものです。 読みやすいレイアウトにすることも文書作成のマナー。文字は10pt〜12pt程度にする、段落ごとに改行する、見出しは太字にするなど、読みやすい工夫をしましょう。 改行をすることで、枚数が増えても、読みづらい文章よりは好印象です。 ただし、多くても3枚程度にまとめるよう、内容をコンパクトにすることも大切です。
●項目別で書きやすい・読みやすい「職務経歴書のフォーマット」をダウンロードできます。
●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●
介護求人ナビの求人数は業界最大級! エリア・職種・事業所の種類など、さまざまな条件で検索できます