「介護業界は人手不足」といっても、採用担当者の目はシビア。
転職活動のちょっとした思い違いやうっかりミスで、採用のチャンスを逃している人も多いのではないでしょうか?
このページでは、「『今の職場がイヤ』という動機は言っていい?」「職場のメールを使って大失敗!」「自己PRがスカスカ」という履歴書の失敗談3つをご紹介。「あの時こうしていれば…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉転職の動機は「今の職場がイヤだから」。正直に書いちゃダメ?
25歳/女性/れい
転職したいと思ったきっかけは、今の職場の人間関係がイヤだったから。だから、志望動機がうまく書けなくて。結局正直に、今の職場のイヤなところを書いてしまったら、それを見た面接官が困ったような顔になってしまって…結果、不採用でした。
《アドバイス》
転職したいと思ったきっかけが「現状がイヤ」という理由でも、履歴書にネガティブなことを書くのは避けた方がよいでしょう。
転職のきっかけが「人間関係がイヤ」という理由でも、
「チームワークのいい職場で働きたい」と言い換えることで、採用担当者の印象もアップします。
また、志望動機は採用担当者が重視するポイントの一つです。できるだけ自分の言葉を使って書きましょう。
どうしても書けない場合は、応募先の事業者の情報をもう一度調べ、自分が魅力に感じることを探してみましょう。それでも書けない場合は、志望動機の例文などを参考に、自分の言葉に置き換えて作ってみてはいかがでしょうか。
>>履歴書作成にも面接対策にも!自己PR・志望動機の書き方はこちら<<
〈事例2〉転職活動していることが、今の職場にバレて気まずい…
27歳/女性/あずさ
自分の個人のメールアドレスは持っていないので、履歴書に今の職場で使っているアドレスを記入したんです。職場では共有のパソコンを使っていたので、転職活動をしていることや不採用になったことが、みんなにバレてしまって…気まずい毎日です。
《アドバイス》
メールアドレスの記入は、必ずしも必須ではありません。どうしてもメールで連絡を取りたい場合は、Gmail(ジーメール)やYahoo!メール(ヤフーメール)などのフリーメールを活用しましょう。
職場のメールアドレスは仕事のために使うものであり、あなた個人の転職活動に使うのは公私混同です。
また、連絡がとりやすいからといって、携帯のアドレスを記入してしまうと、本文が途中で切れてしまうことがありますので、気を付けましょう。
〈事例3〉自己PRに何を書けばいいか分からなくて、スカスカに
29歳/男性/田村
自己PRに何を書いていいか分からなくて、「何事にも一生懸命取り組みます」とだけ書いたんです。結局、自己PRの欄がほとんど空白になってしまって…。自分で見直してみても、「イマイチな履歴書だな」と思ってしまいました。
《アドバイス》
自己PR欄は、採用担当者が注目するポイントの一つであり、空白が多いと一目見ただけで「熱意がない」と判断されてしまう可能性があります。
あなた自身、「一生懸命取り組むこと」を長所ととらえているなら、
どうしてそう思ったかという理由を、実際の経験や事例を交えて具体的に書いてみてはいかがでしょうか。また、あなたが何事にも熱心に取り組むことになった出来事などを盛り込むのもいいでしょう。
具体的な内容を書くことで、見た目にも魅力的な履歴書ができるはずですし、あなたの印象もグンとアップします。
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