夢と希望にあふれ転職したのはいいけれど、働き始めたら違和感を感じること、ありますよね。「聞いた話と違う」、「最初から知っていれば入らなかったのに」…こんなことなら辞めたい…。
ここでは、そんな転職の先輩の失敗談をご紹介。
介護求人ナビ編集部からの、失敗しないためのアドバイス付きです。是非参考にしてください!
〈事例1〉同じ特養でもこんなに違うの?ユニット型の夜勤が不安
26歳/男性/ますだ
従来型の特養に5年以上勤務していましたが、自宅の引っ越しを機に転職。新しい職場も特養を選んだのですが「従来型」と「ユニット型」の違いに戸惑う毎日です。一つのユニットを一人の介護職員が担当するのに慣れなくて…。特に職員の少ない夜勤の時は不安です。
《アドバイス》
介護施設と一言でいっても、「特別養護老人ホーム」や「有料老人ホーム」「グループホーム」など、さまざまな種類があり、それぞれ介護サービスの内容は異なります。
また、最近は異なる介護サービスを複合させた施設や新しい介護のやり方を取り入れる施設も増えているため、職場によって介護職員の仕事は大きく異なります。
転職の際には、どういった介護サービスをどんなやり方で行っているのか、しっかり確認しておきましょう。
〈事例2〉「施設」なのに「訪問介護」って、どういうこと?
31歳/女性/みく
「介護付有料老人ホーム」から「住宅型有料老人ホーム」に転職しました。転職前に職場を見学した時は、あまり違いを感じられなかったけど、働いてみると全然違う!「住宅型」は施設というより訪問介護に近いので、意識を変えないと、と思っています。
《アドバイス》
「介護付有料老人ホーム」は、施設の職員が介護サービスを提供しますが、「住宅型有料老人ホーム」は基本的には「住宅」。介護が必要になった場合は訪問介護など外部の介護サービスを利用する、という大きな違いがあります。
「住宅型」の場合も、同じ建物中に介護事業所があることが多く、一見「介護付」と同じに見えますが、実際に働くとなるとその業務内容は大きく異なります。
業務の内容はもちろん、転職先の介護サービスの内容もしっかり確認しておきましょう。
〈事例3〉利用者様の希望をどこまで叶えるか…迷っています
22歳/女性/ひまわり
以前の職場は、利用者様が「外出したい」と言ったら、できるだけ対応していたけど、転職先では少しでもリスクがあると判断されればダメ。上司や先輩の言うことも分かるけど、利用者様の寂しそうな顔を見ると、私も悲しくなってきて…。この職場の考え方には合わないみたいです…。
《アドバイス》
利用者の外出やイベントへの参加は、転倒などのリスクも伴うため、できるだけ避けたいという事業者もあれば、利用者に楽しく暮らしていただくためには、多少のリスクや手間があっても実行する事業者もあります。
それは、どちらが正しいというのではなく、介護サービスに対するスタンスの違いと言えるでしょう。
転職先を探す時は、条件だけでなく、介護観や介護に対するスタンスが自分と合っているかどうかを確認することが、とても重要です。
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