地元を離れて生活していても、毎年お盆には実家に帰省しているという人もいますよね。
でも、今年は新型コロナウイルスの影響で帰省するかどうか迷っている人も多いのでは?
そもそも『お盆』っていつのこと?
一般的にお盆の期間は、8月13日~16日と言われています。
地域によってお盆の時期は異なりますが、
東京では7月13日~16日
それ以外の地域では8月13日~16日
にお盆を行うことが多いです。
2020年のお盆の交通状況は?
毎年お盆の時期になると、帰省ラッシュで新幹線や飛行機が混雑しますが、今年は新型コロナウイルスで帰省自粛や外出自粛をする人が多いのか、混雑が少ないようです。
JR東海によると、東海道新幹線の8月7日~8月17日の指定席予約数は、2019年のお盆期間と比べ約20%まで減少。
新幹線の自由席乗車率も50%程度まで減っています。
国内の航空会社の国内線・国際線の予約状況も、昨年の同時期と比べて少なくなっています。
JAL・ANAの国内線については、新型コロナ感染対策で座席数を減らしているにも関わらず、予約数は2019年に比べ35%程度まで減っています。
2020年のお盆は帰省する?しない?
新型コロナウイルスの第2波が来ているとも言われています。実家に帰省しようと考えていたけれど、「東京からは来ないで欲しい」と言われるなど、『帰省警察』問題が気になる人も多いはず。
親が介護施設に入所している人の中には、「新型コロナの影響で面会時間が短縮されてしまった」という悩みもあります。
不要不急の外出は控えるようにと言われていますが、家族と離れて暮らす人にとっては、お盆期間は帰省できる数少ない機会。
実際に帰省し、介護施設で暮らす親と面会してきた人からは、「普段、親と離れて暮らしているから、短時間の面会でも喜んでくれた」という声が聞かれます。
もし今、帰省する場合には、
・家に入ったらすぐに手洗い・うがいをする。
・部屋の中を30分に1回は換気する。
・近くで話をするときは、マスクをする。
などに十分注意して、帰省するようにしましょう。
発熱の症状がある、職場や友人で体調不良の人がいる、など少しでも不安があるときは、帰省を中止することも検討してくださいね。